国内

参拝者数日本一、縁結び、武道の神…皇室ゆかりの神社仏閣【東日本編】

明治神宮(写真/アフロ)

明治神宮(写真/アフロ)

 もうすぐ年明け。せっかく初詣に行くなら、皇室とゆかりの深い由緒正しき神社仏閣を訪れてみては? ここでは東日本にある皇室ゆかりの神社仏閣を紹介しよう。

●明治神宮 東京都渋谷区代々木神園町1−1
 近代国家の礎を築いた明治天皇の崩御を悼む国民の声から創建された神社。明治天皇と昭憲皇太后が祀られ、初詣は例年日本一の参拝者を数える。

2022年7月の明治天皇百十年祭に際して、天皇陛下とともに明治神宮の本殿を参拝された雅子さま(撮影/JMPA)

2022年7月の明治天皇百十年祭に際して、天皇陛下とともに明治神宮の本殿を参拝された雅子さま(撮影/JMPA)

●東京大神宮 東京都千代田区富士見2−4−1

東京大神宮(時事通信フォト)

東京大神宮(時事通信フォト)

 明治13(1880)年、伊勢神宮の遥拝殿(遥か彼方から拝むための建物)として日比谷に創建された、通称“東京のお伊勢さん”。明治33(1900)年には、宮中三殿の賢所で大正天皇のご結婚の礼が行われ、いまでは縁結びの神社として人気を集める。

●熱田神宮 愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1

熱田(撮影/JMPA)

熱田神宮(撮影/JMPA)

 天皇陛下が宮中祭祀の四方拝で遥拝される神社のひとつ。三種の神器のひとつ「草薙剣」の本体が祀られ、形代は皇居に祀られている。「熱田まつり」と呼ばれる例祭には、天皇陛下のお使いとして勅使が訪問する。

2016年8月8日には当時皇太子だった天皇陛下が熱田神宮を参拝。ちょうどその日はいまの上皇陛下が「お気持ち表明」された日でもあった(時事通信フォト)

2016年8月8日には当時皇太子だった天皇陛下が熱田神宮を参拝。ちょうどその日はいまの上皇陛下が「お気持ち表明」された日でもあった(時事通信フォト)

●鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306−1

鹿島神宮(写真/アフロ)

鹿島神宮(写真/アフロ)

 武道の神「武甕槌大神」が祭神の神社。例祭は、6年に1度、天皇陛下の勅使が派遣される勅祭と12年に1度の水上祭典の御船祭が行われる。

1992年に上皇ご夫妻は「全国豊かな海づくり大会」出席の際、地方視察で鹿島神宮を参拝された(撮影/JMPA)

1992年に上皇ご夫妻は「全国豊かな海づくり大会」出席の際、地方視察で鹿島神宮を参拝された(撮影/JMPA)

※女性セブン2023年1月5・12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
“進次郎劇場”で自民党への逆風は止まったか
《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席、過半数を12議席上回る予測
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト