視聴しながらついつい晩酌が進んでしまうのではないか──今夏に放送された栗山千明主演のドラマ『晩酌の流儀』(テレビ東京系)が12月30日深夜にスペシャル放送される。同作は、「お酒を美味しく飲む事だけを考え、日々様々な事に邁進する」という主人公・伊澤美幸(栗山)が晩酌を楽しむ様子を描く、コメディグルメドラマだ。芸能ライターの島本拓氏が語る。
「夏に同作が放送されて以降、ネットでは『#晩酌の流儀』とハッシュタグをつけて、自分の晩酌の様子を投稿する人が増えました。また、ドラマ内で作られたレシピを再現する視聴者も多くおり、そうした話題性の高さから年末のスペシャル版放送が決まったようです」
美幸は、夏の放送では台湾まぜそばや冷凍餃子などを肴に晩酌していたが、今回楽しむのは「絶品蟹料理」。冬ならではの楽しみといえるだろう。
また、同作の魅力は作中で紹介される絶品レシピだけでなく、美幸の飲みっぷりや食べっぷりにもある。夏に放送された際は、ネット上で〈美味しそうに飲む美幸さん。食べ方も男前でエロティック〉などの反響の声が上がった。その美幸を演じる栗山自身も大の酒好きとして知られている。栗山の知人が語る。
「普段はクールな印象ですが、お酒が進むと店員にも気さくに話しかけたり、自分のことを『千明』呼びしたりする可愛らしい一面もあります。どうやら1人で夜な夜な居酒屋に行くこともあるらしいです。本当に楽しそうにお酒をガンガン飲むし、根っからの上戸なんだなと思いました」
2022年7月15日付の『TVLIFE』でのインタビューで栗山は、〈お酒を飲む時間だけは毎日必ず確保しています(笑)。早くお仕事が終わった日には4、5時くらいからフライング気味に飲み始めたり、遅くなった日でも、寝る時間も逆算してこれなら一時間は飲めるかな~とか考えて晩酌の時間は確保しています〉と語っている。
ちなみに同作内で飲まれるビールブランドは「金麦」だ。そのため今夏に『晩酌の流儀』が放送された際は、ネット上で〈晩酌の流儀ってドラマがあまりにもおいしそうに金麦を飲んでたからスーパーで買いにいった!〉との声が上がるなど、普段ビールを飲まない人でも「金麦」を購入する人が多かったようだ。
年末のスペシャル版も、晩酌を楽しみながら視聴するとドラマの魅力がより一層増すことになるのかもしれない。