もうすぐ年明け。せっかく初詣に行くなら、皇室とゆかりの深い由緒正しき神社仏閣を訪れてみては? ここでは西日本にある皇室ゆかりの神社仏閣を紹介しよう。
●伊勢神宮 三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
皇室の祖神「天照大御神」を祀る皇大神宮(内宮)と衣食住の守り神である「豊受大御神」を祀る豊受大神宮(外宮)の2つの正宮がある。全国の神社のトップ・神社本庁の本宗であり、現在の祭主は天皇陛下の妹の黒田清子さん。皇位継承の儀式「大嘗祭」などの祭祀が行われる場でもある。
●出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東195
縁結びの神・福の神として名高い神社。御祭神は大国主大神で大黒様と慕われ、八百万の神々が集まる場所でもある。
●赤間神宮 山口県下関市阿弥陀寺町4−1
第81代・安徳天皇が祀られる神社。秋篠宮家の次女・佳子さまが初めて単独で地方公務をされた場所でもある。
●熊野本宮大社 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
平安時代、皇族・貴族の間に熊野信仰が広まり、京都から熊野古道を通って上皇や女院の一行が参拝に訪れた。神武天皇が熊野に到着されたとき、神の使者である八咫烏が奈良まで道案内したというエピソードも。
●宗像大社 福岡県宗像市田島2331
日本最古の神社のひとつで、世界遺産に登録された宗像大社。祀られる宗像三女神は伊勢神宮に祀られる天照大御神の子孫であることから、“裏伊勢”とも呼ばれる。
※女性セブン2023年1月5・12日号