ユーミンと桑田佳祐のコラボレーションを超える、紅白の奇跡は起こるのか──。12月30日、『第73回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが行われ、制作統括の加藤英明氏が報道陣の取材に応じ、本番のサプライズについて聞かれると「サプライズは今言ったらサプライズにならない。明日の放送をご覧いただいて、是非楽しんでいただけたらと思います」と話した。
はたして何が起こるのか。芸能記者が話す。
「この答え方は、サプライズがあるということでしょう。昨年は藤井風が岡山の実家からの生中継と見せかけて実は収録で、会場の東京国際フォーラムに現れた。一昨年は松任谷由実(ユーミン)が歌った後、出川哲朗、爆笑問題の田中裕二、ナインティナインの岡村隆史のユニット『スモール3』が出てきて、ユーミン作詞、作曲の『きみのためにSuperman』を歌った。最近の紅白は、必ず当日まで情報が伏せられる“サプライズ”があるのが恒例です。
とはいえ昨年の藤井風は、会場にいた人は驚いたけど、視聴者にとってはあまり関係なかった。やはり、新たな出演者を持ってきて、視聴率アップを狙うと思います。いつ誰が出てくるのかわからなければ、チャンネルを替えづらくなりますからね」(以下同)
11月の出場者発表後に加山雄三、松任谷由実、安全地帯、『桑田佳祐feat.佐野元春,世良公則, Char,野口五郎』と大物歌手の出演が続々と決まっていった。これ以上のサプライズ出演者がいるとすれば、誰になるのか。
「矢沢永吉さんと噂されています。ユーミンや桑田さん、佐野さんたちを上回る大物となると、矢沢さん以外に見当たらない。矢沢さんがサプライズなら彼らも納得する。矢沢さん、ユーミン、桑田さん、佐野さん、若大将たちが一緒に歌ったらかなりの視聴率が見込めますよ。平成最後の紅白(2018年)でユーミンと桑田さんが一緒に歌って盛り上がりましたが、その再現を狙うのでは。あの年は2015年以降で最も良い視聴率41.5%(2部。以下同)でした」