初日の出とともにもたらされたのは、突然の結婚報告だった。1月1日、土屋太鳳(27才)とGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー・片寄涼太(28才)が結婚することを公表した。交際5年を経てのゴールインで、土屋は第1子を妊娠していることも明かした。
ふたりは2017年6月に公開された映画『兄に愛されすぎて困ってます』で初共演。血のつながらない兄妹によるラブストーリーで、土屋が妹役、その妹に恋心を抱く兄を片寄が演じた。
「同い年のふたりはこの共演をきっかけに急接近し、太鳳さんはプライベートでも劇中と同じく、片寄さんを“お兄”と呼ぶようになりました。映画は2017年の沖縄国際映画祭に出品されましたが、沖縄でも太鳳さんと片寄さんの仲のいい姿が目撃されていましたよ」(芸能関係者)
5年の月日を経て結ばれたふたりだが、周囲が驚いたのは、これだけのビッグカップルにもかかわらず、長期間の交際がまったく外に漏れなかったことだ。そこには土屋と片寄が徹底して守った「ルール」があったからだという。
「基本的にふたりだけで外食することはなく、外でのデートは我慢していました。どうしても外で会いたくなったときは、必ずほかに何人かの関係者を交ぜてカモフラージュする念の入れようでした」(ふたりを知る知人)
ごく一部の限られた人しかふたりの交際を知らなかったため、しばらく片寄は“フリー”だと思われていたようだ。しかし、昨年夏頃に変化が訪れていた。片寄は名前こそ明かさなかったが、交際相手がいることを周囲にほのめかすようになったという。片寄の知人が明かす。
「去年の7月頃かな、涼太もいた食事会で、二次会は女の子たちと合流しようという話になった。そうしたら涼太は、『ぼくには大切な人がいるから、勘弁してください』と言い残して帰ったんだよね。そんなこと言うのは初めてで……まさかあのときはお相手が土屋さんだとは知らなかったけど、いま思えば、結婚を意識し始めた頃だったのかも」
今年7月にはドラマ出演の予定も
固い絆で結ばれていたように見えるふたりだが、実は危機に直面したことがあった。交際を見守ってきた、土屋の知人が明かす。
「交際5年と報じられましたが、破局していた時期もあったと聞いています。太鳳ちゃんは交際を隠すことが苦手な子で、ここ数年こそ相手の立場を理解して“交際ルール”を守っていましたが、最初はふたりきりで外を出歩くことができない環境に疑問を感じていたようです。
片寄さんとしてはお互いのファンを思いやっての行動だったのでしょうが、ふたりの考え方にすれ違いが生じて、しばらく距離を置いていたんです。太鳳ちゃんは一途な性格だから、その期間はすごく落ち込んでいました」
土屋は、結婚を前提としない交際には反対という古風な一面を持つ。そんな彼女のまっすぐな思いが原因で、過去には交際トラブルが生じたこともあった。2016年3月、土屋は山崎賢人(28才)との焼肉密会デートが報じられた。
前年にNHKの朝ドラ『まれ』に主演してブレークした土屋は、報道後にプロ野球の始球式に参加し、詰めかけた報道陣から「山崎さんとの交際は?」と問いかけられた。すると彼女は関係者の制止を振り切って足を止め、満面の笑みで「ありがとうございます」と応じたのだった。