昨年11月の九州場所では溜席の着物美人が話題に（写真は九州場所の12日目のもの。時事通信フォト）
華やかなオーラの理由
東京開催の場所にも、地方開催の場所にも姿を見せているのだから、かなりの熱の入れようである。前出の協会関係者はこう話す。
「彼女は国技館にも熱心に訪れることが関係者の間では知られています。花道を行き来する呼び出しとも顔見知りのようです。ただ、初場所は毎日観戦するわけではなく、何日かおきにマス席からの観戦になるようですね。角界に多大な貢献をしてきた人ですし、国宝級の名城の城主の末裔の血筋にあたる方だという話も聞いたことあります。やっぱり、そういう人が客席にいると華やかなオーラを放っている感じがしますよね」
初場所の土俵上は3日目にして三役以上の全勝力士が豊昇龍だけになるなど、波乱の展開が続くが、土俵下の華やかな存在によって、より一層盛り上がる場所となりそうだ。
