ライフ

グラドル・風吹ケイが初鑑賞した春画の衝撃「すごい迫力!とても細かく描かれていますね」

風吹ケイ(右)と「ぎゃらりい秋華洞」代表取締役の田中千秋さん

風吹ケイ(右)と「ぎゃらりい秋華洞」代表取締役の田中千秋さん

 江戸時代の春画は、大名同士が有名絵師に描かせた作品を贈り合い、庶民は厄除けや嫁入り道具として持つほど“縁起物”だったといわれている。その春画をグラビアアイドルの風吹ケイが初鑑賞したいと東京・銀座の「ぎゃらりい秋華洞」を訪ね、田中千秋社長と語らった。

 * * *
風吹:春画はどんな作品が人気なのでしょうか?

田中:やはり葛飾北斎や喜多川歌麿のような有名絵師による作品が人気ですね。

風吹:でもそんな有名な絵師も春画を描いていたなんて、すごい時代ですね。

田中:北斎を始めとする絵師たちは、幕府の取り締まりから逃れるように“裏の名前”を使って描いていたようです。

風吹:どんな名前ですか?

田中:たとえば北斎でしたら「鉄棒ぬらぬら」とかいくつもあるようです。

風吹:面白い(笑)。この画廊で一番有名な作品を見せていただけますか?

田中:現在、当画廊にあるのは喜多川歌麿の『歌まくら』の中の1枚です。オランダ人夫婦のまぐわいを連想させる第12図で、ヨーロッパの銅版画の描法を取り入れたとされる作品です。

風吹:すごい迫力……! 西洋人の顔の彫りの深さや毛深さがとても細かく描かれていますね。

田中:とても繊細な技術だと思います。かつて北斎の有名作『喜能会之故真通』を仕入れた時はすぐに注文が来ました。春画はやはり希少性よりも誰もが知る作品の価値が高いですね。

■ぎゃらりい秋華洞
住所:東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
営業時間:10~18時
休:日・祝日

【プロフィール】
風吹ケイ(ふぶき・けい)/1999年4月5日生まれ、大阪府出身。身長167cm、B105・W63・H95。今年2月にデビュー後、立て続けに3本のDVDを発売。Jカップの爆乳と美しい腹筋でグラドル界を席巻。週刊ポストデジタル写真集『風吹ケイ 愛の息吹』、最新DVD『Sweet&Spicy』(竹書房)が発売中。Twitter【@kei_fubuki_】

撮影/下城英悟 取材・文/河合桃子

※週刊ポスト2023年1月13・20日号

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン