1月16日に開幕したテニスの4大大会の1つ、全豪オープン。直前に話題を独占したのは、欠場した大坂なおみ(25才)だった。
「2019年と2021年の優勝者である大坂も、大会に出場する予定でした。ところが大会を前に、連絡が取れなくなって関係者は大混乱。1月5日にはオーストラリアの現地メディアが“消息不明”と報じ、『事件に巻き込まれたのでは?』といった心配の声も上がったほどです。8日の欠場発表では、理由は明かされませんでしたが、12日になって妊娠していることが報告されました」(テニス関係者)
子供の父親は2019年から交際している米国人ラッパーのコーデー・ダンストン(25才)だ。2019年にはグラミー賞で2部門にノミネートされた彼は、数々の有名アーティストとも共演し、確固たるキャリアを築いてきた。
「2019年4月に好きなバスケットボールチームの試合を見ていたときに出会ったようで、直後にふたりで仲よく買い物に出かける動画を大坂が自身のSNSにアップ。ファンの間ではその頃から公認の仲でした」(在米ジャーナリスト)
ところが信頼するパートナーと出会った彼女がその後、テニス選手として順調な日々を送ったかといえば、そうではなかった。
2019年1月に日本人選手として初の世界ランキング1位となるも、6月の全英(ウィンブルドン)ではまさかの初戦敗退。その後も安定せず、試合中にラケットを叩きつけて破壊したり、記者会見をドタキャンし「長いうつ状態に悩まされていた」と告白したりするなど、プレー以外で注目されるようになった。そして、メダルが期待された2021年7月の東京五輪では3回戦で格下相手に完敗──。
「大坂選手の課題はメンタルだといわれてきましたが、それを克服して世界ランク1位にのぼりつめた。ところが、奇しくも彼との交際が始まったタイミングを境に、再び精神が不安定になってしまったのです」(前出・在米ジャーナリスト)
結果を出せない大坂は、次第にテニスの外に目を向けるようになっていった。
「コーデーに感化されたこともあるのでしょう、徐々に世の中の不条理に対し声を上げるようになりました。リスクを抱えながらも“自分”を貫く大坂選手の行動に多くのスポンサーが賛同したのです」(広告代理店関係者)