チャールズ英国王の次男で2019年に英王室を離脱したヘンリー王子(38)の暴露本『スペア』(1月10日発売)が世界中で話題を呼んでいる。王位継承者の予備(スペア)として生を受けたことや、兄のウィリアム皇太子(40)との確執、アフガニスタン派兵時にタリバン兵士25人を殺害したことなど、半生を詳らかに綴った一冊だ。英国在住ジャーナリストが語る。
「発売初日だけで140万部を売り上げるベストセラーになりました。版元のペンギン・ランダムハウスによれば初版は200万部だったそうですが、すでに重版を決めたといいます。ヘンリー王子とメーガン妃(41)は今回の自叙伝を含めて、ランダムハウスと本4冊で2000万ドル(約26 億円)の契約を結んだと報じられています。今後はメーガン妃も暴露本を出版すると見られている」
ヘンリー王子はネットフリックスと1億ドル(約131億円)でドキュメンタリー制作契約を結んでおり、メーガン妃も音声配信サービス「Spotify」と1800万ドル(約23億円)の契約を終結してポッドキャストの制作や司会を行なっている。夫妻は王室離脱後に計180億円を手にした計算だ。
巨額の金が動く元ロイヤルの暴露ビジネスについて、次に注目されているのが小室圭さん(31)と眞子さん(31)夫妻だという。皇室ジャーナリストが語る。
「日本の皇室は“世界最古のロイヤル”として、英王室と同等以上の関心が持たれています。とくに眞子さん夫妻が暮らす米国はロイヤルがないため、人々の憧れが強い。ヘンリー王子の暴露ビジネスを見て、眞子さんに触手を伸ばすメディアは必ず出てくるでしょう。
小室夫妻と回顧録の出版やドキュメンタリー制作の契約が終結されれば、ヘンリー王子以上となる200億円超のお金が動くことも考えられる。特に圭さんの母・佳代さんは過去に金銭トラブルもありましたので、目の前にこんな大金があったら飛びつかないと誰が言えるでしょうか」
眞子さんの赤裸々な肉声が届く日は来るだろうか。
※週刊ポスト2023年1月27日号