芸能

「髪を振り乱し全力疾走」上白石萌歌、「暗い車内で瞑想」の西島秀俊 『警視庁アウトサイダー』俳優たちの“個性的”ロケ現場

上白石萌歌や西島秀俊らのロケを目撃

上白石萌歌や西島秀俊らのロケを目撃

 1月5日にスタートした木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)。初回視聴率が10.7%と好発進し「今期最も注目のドラマ」と言われている。ドラマでは主演の西島秀俊(51)が元マル暴刑事の架川英児、桜町中央署刑事課のエースと呼ばれながらも大きな秘密を持つ蓮見光輔を濱田岳(34)が、そして警視庁副総監の娘で事務職を希望する、やる気のなさすぎる新人刑事・水木直央を上白石萌歌(22)が演じる。
 
“スネにキズを持つ”3人が、それぞれの「正義」を持ち、事件解決に立ち向かう姿をコメディタッチで描く異色の刑事ドラマだ。ドラマウオッチャーが言う。

「何よりこのドラマでは、主演の西島さんをはじめとし、濱田さんに上白石さんと主演級の役者が3人も揃っている。西島さんはこれまでも刑事ものには多く出演していましたが、今回は色の濃いサングラスをかけ、『見た目は完全にその筋の人』の刑事ながらも『血を見ると卒倒する』『おやじギャグを連発する』などこれまでにないとぼけた役。

 さらに毎回、細かい『小ネタ』が仕込まれており、1話目では西島さん演じる架川の携帯の着信音が同局の『はぐれ刑事純情派』のテーマソングで、若かりし頃の西島さんが同番組に出演していたことを知るファンは大歓喜。
 
 2話目ではやはり同局の『科捜研の女』のネタを入れ込んでくるなど、『今回はどんな小ネタが入ってくるんだろう?』と『小ネタの解析』も視聴者を夢中にさせているんです」

 そんな人気ドラマのロケ現場を本誌・週刊ポストはキャッチした。2022年12月上旬の夕方過ぎ、都内の住宅地の小学校脇で8台ほどのトラックやロケバス、30人ほどのスタッフに囲まれた上白石、警官役の長濱ねる(24)に警察事務職員役の野波麻帆(42)の姿があった。居合わせた男性が当時の様子をこう話す。

「周囲はマンションや都営アパートが立ち並ぶ住宅エリアで、買い物帰りの親子や通りがかった若者たちが、撮影していた歩道の反対側にたくさん集まり、『上白石萌歌だ!』と歓声を上げていました。

 上白石さんはそんな外野の声にも気をとられることなく、役に入り込んで演じている印象でした。長濱さんと野波さんと3人で走るシーンを撮影していたようですが、上白石さんは髪が乱れるほど必死に、先頭を切って全力疾走していました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

タイ警察の取り調べを受ける日本人詐欺グループの男ら。2019年4月。この頃は日本への特殊詐欺海外拠点に関する報道は多かった(時事通信フォト)
海外の詐欺拠点で性的労働を強いられる日本人女性が多数存在か 詐欺グループの幹部逮捕で裏切りや報復などのトラブル続発し情報流出も
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《虫のようなものがチャーシューの上を…動画投稿で物議》人気ラーメンチェーン店「来来亭」で異物混入疑惑が浮上【事実確認への同社回答】
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》王貞治氏・金田正一氏との「ONK座談会」を再録 金田氏と対戦したプロデビュー戦を振り返る「本当は5打席5三振なんです」
週刊ポスト
打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト