タレントのホラン千秋(34)が1月17日、東京都内で行なわれた「BPOテクノロジー リブランディング&新CM発表会」に登壇。「年収4億円」と報じられたことに触れ、「どう頑張ってもそんなに稼いでない」と否定する一幕があった。
ことの発端は、昨年12月、週刊誌『FLASH』に掲載された記事。そこには、広告代理店関係者の推測として、ホランの年収が4億円だと書かれていたのだ。会見の後半では「年収4億円の女になれるように頑張りたい」とオチをつけて笑わせたが、こんな報道が出るほどホランの仕事ぶりは目下絶好調だ。テレビ局関係者が言う。
「キャスターとしての活動やクイズ番組などへの出演のイメージが強いという方もいるかもしれませんが、ホランさんはキッズモデル出身で10代の頃は女優を目指して活動していました。同じ事務所の吉高由里子さん(34)らと一緒にトップ女優を夢見てレッスンを受けていたそうですが、当時はなかなか日の目を見なかった苦労人。
ただ、そんな忙しい生活の傍ら“文武両道”で勉学に励んで青山学院大学に入学、海外への留学経験もあります。その後、女優だけでなく情報番組やバラエティ番組に呼ばれるようになって、そこで機転の利いたコメントをする姿が注目されるようになった。以降の活躍ぶりは皆さんの知るところでしょうが、そうした経緯からかスタッフに対しても本当に礼儀正しく、今後もしばらく仕事が途切れることはないでしょう」
これだけの売れっ子であれば「年収4億円」とまではいかなくとも、稼ぎは相当なモノになりそうだ。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう語る。
「ホランさんはWEBも含めて10社近いCM契約がありますが、ギャラは1本2000万~2500万円程度と言われており、知名度や人気の割には比較的“リーズナブル”です。この金額も基本的にはテレビCMを前提としたものでしょうから、CMだけでウン億円とはならないかもしれません。
ただ、彼女が強いのは帯番組の『Nスタ』(TBS系)のキャスターをされていることです。このギャラは年間1億円近いでしょうから、そのほか諸々の仕事のギャラと合わせた総額では年間3億円近い“売り上げ”があるはずです。とはいえ、これは事務所が受け取る金額。事務所によって取り分は違いますが、本人は約半分と考えると年収は1億5000万円程度ではないでしょうか」
本人はやや自虐的に語っていた「4億円の女」だが、彼女の今の活躍ぶりからすれば現実になる日は意外と近いのかもしれない。
※週刊ポスト2023年2月3日号