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覚醒剤逮捕のTBS47歳女性社員が綴っていた“ポエム”な自己紹介「玉手箱のようなテレビを創りたい」

局内は大騒ぎだという(写真/共同通信社)

局内は大騒ぎだという(写真/共同通信社)

 1月23日、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いでTBS社員の越智忍容疑者(47)が逮捕された。越智容疑者は使用を認め、仕事上のストレスがあったと供述している。越智容疑者は入社後、技術職としてドラマ制作に携わり、『木更津キャッツアイ』や『華麗なる一族』など2000年代の人気ドラマを手がけた。

 そんな実績のある社員の逮捕を受け局内は騒然としているというが、その裏で越智容疑者が過去に綴っていた、ある“ポエム”が話題になっているという。TBS関係者がこう語る。

「越智さんが1999年4月TBSに入社した際に、社内報に掲載された自己紹介文です。TBSでは毎年、新入社員には自己紹介のスペースが与えられます。書く内容は個人に任されますが、大抵、大学時代に打ち込んだことや、こういう番組を作りたいといったエントリーシートの延長線のような文章です。しかし、越智さんだけ明らかに“違う”んです」

 週刊ポストはその自己紹介文を入手した。フォーマルな格好に身を包んだ越智容疑者の表情はまっすぐカメラを見つめ、自信が窺える。生年月日、出身地、法政大学女子高を経て、法政大学工学部電気工学科を卒業したことが太字で記載されている。話題の自己紹介文はこう始まる。

〈浜辺でいじめられていた所を助けた訳でもないのに、海へ潜ると海亀がやって来て、私を海底へと誘う。大地の上ではのろまと罵られる道先案内人は、思いのほか速いスピードで私を引き離して行く〉

 その後、越智容疑者は海亀に導かれ、龍宮城にたどり着くが、そこにいたのは〈歪な風貌をした深海魚〉。華やかなイメージのはずの龍宮城は、光の届かぬ深い闇にあり、〈私が感じることが出来るのは、彼らの生命の息吹だけである〉という。

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