多くの炎上発言で、たびたび世間を賑わせてきた国際政治学者・三浦瑠麗氏(42才)。このたび、夫の清志氏(43才)に「10億円投資詐欺トラブル」が持ち上がり、かつてないほどその周辺は騒然としている。豪華絢爛な私生活は、一体何に支えられていたのか──。
舌鋒鋭い論客として『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)や『めざまし8』(フジテレビ系)などの情報番組に出演。YouTubeやツイッターなどのSNSでも積極的に発信し、その発言はさまざまな余波を呼ぶ。現在、「最もキャスティングしたい女性コメンテーター」としてメディアに引っ張りだこなのが、国際政治学者の三浦瑠麗氏である。
そんな三浦氏が一転、“キャスティングしづらい”コメンテーターになりかねない事態に陥った。夫に「10億円金銭トラブル」が発覚したのだ。
1月20日、太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして、投資会社「トライベイキャピタル」の本社と代表の自宅が東京地検の家宅捜索を受けたことが報じられた。この会社の代表を務めるのは、三浦氏の夫の清志氏だ。
アメリカ人の母親と日本人の父親をもつ清志氏は、東京大学を卒業後、外務省を経て、米国の大手コンサルティング会社に転職。その後、投資顧問会社を立ち上げた。
一方で、三浦氏は1980年、神奈川県茅ヶ崎市に5人きょうだいの次女として生まれた。2004年、東京大学農学部を卒業後、東京大学公共政策大学院および、東京大学大学院法学政治学研究科を修了。現在はシンクタンク「山猫総合研究所」の代表を務めている。
「共に東大出身のおふたりですが、瑠麗さんは清志さんの一学年後輩。在学中に学生結婚しています。現在はふたり揃って会社を経営。プライベートでは娘さんがいらして2021年にはベストマザー賞(『政治部門』)を受賞しています」(テレビ局関係者)
かつてのインタビューで「国立の大学に進学したのは、生家に金銭的余裕がなかったから」と話していた三浦氏だが、結婚し、国際政治学者として世に羽ばたいた彼女からは金銭面に関してズレた発言も多く聞かれるようになった。
例えば昨年10月、旧統一教会における多額の献金によって、被害者が生まれていると指摘する声に対し、「たくさんあった財産がなくなったっていうのは、そんなに同情すべきか……というのはあって」「競馬でスったって同じ」と発言して顰蹙を買ったことは記憶に新しい。
三浦氏は討論番組での発言のなかで一般市民を「民」と呼ぶことから、“上から目線”といわれることもあった。