国内

「週刊ポスト」本日発売! コロナワクチン「打つほどかかる」を検証ほか

 1月30日発売の「週刊ポスト」は、増税国会とコロナ新時代を読み解く向春スーパープレミアム合併号。ウィズ・コロナを進めたい政府は、「屋内でもマスクなし」を推し進めると見られるが、政治家が言ったらウイルスがおとなしくなるなら苦労はしない。しかし一方で、コロナワクチンに関する気になるデータも世界で報告されている。さらに、ワクチンが有用なことは確かでも、知っておくべき注意点もある。もう一つ、政府が進める増税にも嘘が隠されていた。防衛や子育てにカネが要ると主張する政府には、「令和の埋蔵金」30兆円があった――。

今週の見どころ読みどころ

◆<検証>全米騒然「ワクチン打つほどコロナにかかる」は本当なのか
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は元日の紙面で大々的にコロナワクチンの効果に疑問を呈する記事を掲載した。米医師らの研究で、「ワクチン接種回数の多い人ほど感染率が高かった」という結果が出たというのが主な根拠とされた。この衝撃的な記事は世界に波及し、日本でもワクチン懐疑派を勢いづかせている。ところが、専門家らを取材すると、この記事と論文に様々な問題が見えてきた。一方で、ワクチン接種後に死亡した例では、常備薬や持病との関係が注目されている。改めてワクチンの真実とフェイクを検証した。

◆<スクープ>公安調査庁から流出した「トランプ落選は不正選挙」メール
そのメールの送り主は日本の治安を守る公安調査庁のベテラン調査官だった。「トランプの選挙不正は事実。なぜ陰謀論と言われるのか。それは闇の政府のDS(ディープステート)が裏で関係しているから」などと主張し、さらには「安倍元総理射殺の真犯人は山上ではない。別のスナイパーがいて、それを証明する動画などもあるが、マスコミから無視されている」というのだ。本当のことなのか? 本人と公安庁を直撃した。

◆<スクープ>上方落語の爆笑王・桂雀々がおぼれた「笑えない熟年W不倫」
伝統芸能の世界では「芸の肥やし」と言われる類の話なのだろうか。上方落語の重鎮が東京進出した先で、妻ではない女性と連日の逢瀬にお泊まり……。本誌直撃で妻は知っているのか訊かれた師匠は、「うちのはドシッと慣れた器ですから」「昭和の芸能のひとつの部分というか」などとしたうえで、「オチも謎かけもできなくてアレですけど」と降参した。板につかない対応だったが、せめて楽屋落ちしてくれればいいのだが。

◆岸田増税の裏で「令和の埋蔵金」が30兆円も積みあがっている!
防衛も子育ても、あまりに唐突に言い出したものだから自民党内からも異論が出る始末の岸田首相だが、その“軽い神輿”を操っているのが財務省であることは誰の目にも明らかだ。だから、どんな政策でも増税の話に行きつく。しかし、その財務省出身で元内閣官房参与の高橋洋一氏は、「増税などしなくても、国と地方で30兆円の埋蔵金がある」と言い切り、その根拠を明かした。

◆半グレ強盗団が手にする「裏名簿」と「次に狙う家」
首都圏で相次ぐ半グレ集団による凶悪な強盗事件は、その多くが同一グループの犯行と見られている。取材する作家の草下シンヤ氏によれば、彼らは「裏の名簿屋」からターゲットのリストを入手しているという。彼らが狙うのはどんな家、どんな人なのか。記事ではその標的の選び方から、襲撃を防ぐ防衛策まで紹介する。

◆夫の投資トラブルで炎上する三浦瑠麗は、このままテレビから追放されるのか
夫の会社が投資トラブルで東京地検から家宅捜索を受けた国際政治学者の三浦氏は、レギュラーを務めるテレビ番組の出演を見合わせている。実は、問題の会社には今回の容疑とは別のトラブルも指摘されており、三浦氏の今後にも暗雲が垂れ込めている。

◆藤井聡太とがっぷり四つ! 50代に入って進化を続ける羽生善治の「強さ」
平成の最強棋士と令和の最強棋士がタイトル戦で初めてぶつかっている王将戦は、第1局から第3局まで熱戦となり、藤井の2勝1敗となった。無冠となった羽生、5冠を戴く藤井では勢いに大きな差がありそうな気がするが、今回の対戦で化学反応が起きていると見る専門家もいる。成功体験を捨てて新たな進化を始めた羽生の「本当の強さ」に迫った。

◆<就活の新基準>1300万件のクチコミでわかった「超優良企業」ランキング
転職・就職サイトの代表が1300万件のクチコミ情報を数値化して企業をランキングした。トップ30社には、トヨタ、サントリー、ソニーなど日本を代表する大企業だけでなく、外資系や新興企業、若手が活躍する注目企業などが並んだ。就活はもちろん、投資の指標にもできるかも。

◆<カラー特集>どうする家康「13人の女・大相関図」&大奥の真実
大河ドラマで注目される徳川家康の「恋と結婚」を掘り下げた歴史特集。家康を囲む13人の女性たちの相関図はドラマを楽しむための必携保存アイテム。続く特集では、史実から明らかになった徳川幕府の「夜の生活」を紹介する。家康の「熟女好き」や、有名だった「性豪将軍」、さらに愛憎うずまく「女の事件簿」など興味深い事実が明かされる。

◆人生100年時代の新提案「セックスを推奨する老人ホーム」の納得ポリシー
残念ながら(?)、これはアメリカ・ニューヨークのお話。500人以上が入居する人気の老人ホームが掲げるポリシーは「セックスと恋愛推奨」だという。男性にはED治療薬、女性にもメディカル面のサポートをしてまで、男女の交流を推進している。もちろん深刻な病気や認知症に苦しむ入居者も多いなか、この施設の取り組みは豊かな老後のための新しい提言として世界から注目されている。

◆サラリーマンでも10万円の得に! 確定申告「ギリギリセーフ」の節税術
この時期になると確定申告の話題に接することも多いが、たいていのサラリーマンは、「大企業の役員か自営業者の話でしょ」と考えているのではないか。医療費や住宅取得に関する控除くらいはなんとなく知っていても、交通費、シロアリ駆除、リフォーム代、保険料などは見落としているケースが多い。確定申告書の書き方まで図解したハウツー決定版。

◆<グラビア・ルポ>原料・光熱費の高騰でも貫く「200円弁当」繁盛記
SNSで話題を呼ぶ激安弁当店の厨房と店舗に密着した。東京・亀戸の「キッチンDIVE」は24時間営業の人気弁当店。目玉商品は200円の激安のり弁で、日によって異なる揚げ物や漬け物が入る。ほかに350円、600円などのラインナップもボリューム、コスパに驚く。コストアップのなか、価格と人気を維持する秘密をリポートする。

◆最強寒波で弱り切った「ひざ・腰」の痛みを自力で治す60の処方箋
本誌編集部が刊行したムック『薬に頼らず「痛み」を治す』がベストセラーになっている。薬漬け、医者任せが当たり前だった日本の医療は確実に転換点にある。特に反響の大きかった腰とひざの痛みに対応する60種の対策をわかりやすくまとめた。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン