1月27日、フジテレビの「ミタパン」こと三田友梨佳アナ(35)が、3月末で同局を退社することが分かった。三田アナは現在、第1子を妊娠中でこの春に出産予定。キャスターを務める『Mr.サンデー』は1月29日の放送で卒業し、2月以降は後任として山崎夕貴アナ(35)が出演することになる。当面は出産・育児に専念し、その後の活動については未定というが、退社という決断には驚きの声が上がっている。フジテレビの30代社員が言う。
「出産を控えていたので番組を降板するのは周知の事実でしたが、退社するというのは驚きました。入社当初はバラエティ番組を中心にアイドルアナのような出演が多かったものの、最近は報道番組をしっかりとこなしてくれていただけに残念ですね」
2011年入社の三田アナは、翌年から新人アナの登竜門『パンシリーズ』の7代目となる『ミタパンブー』のMCを担当。バラエティから報道まで様々な番組を順調に経験し、局の看板アナに成長した。実家は老舗料亭「玄冶店 濱田家」という“お嬢様”としても知られ、プライベートでは2020年1月に一般会社員男性と結婚していたことを報告していた。
フジのエースであるミタパンの退社は、「番組編成上、非常に影響が大きい」と語るのが女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏だ。
「三田アナは入社当初こそ、『とんねるずのみなさんのおかげでした』でのイジられキャラなどがありましたが、その後は平日深夜の報道番組『FNN Live News α』の月~水曜メインキャスター、日曜夜の『Mr.サンデー』の総合司会と、報道番組を中心に活躍しています。そのきっかけとなったのは、2015年から出演していた『直撃LIVE グッディ!』でしょう。
安藤優子キャスターと接したことがその後の『News α』での安定した番組進行に活きていたと思います。報道畑で活躍していた先輩の椿原慶子アナ(37)も産休から復帰後は大きな番組は担当していません。フジで報道をメインで張るアナウンサーは少ないので、今後の調整は色々と難航するのではないでしょうか」
そんなフジで今後注目を集めそうなのが、ミタパンの2年後輩にあたる内田嶺衣奈アナ(33)だ。