午前4時頃から営業していた東京都・錦糸町のガールズバー「Amesement Bar Ocean Blue」で摘発劇が起きたのは、肌寒い2月1日の早朝のことだった。中学2年生の少女・Aさんを違法に働かせた疑いで、ガールズバー経営者の加藤亮二容疑者(44)、店長の渡辺理沙子容疑者(27)ら男女6人が逮捕された。警視庁少年育成課が乗り出した1日の家宅捜索の際、店で9人の女性が働いていたが、その9人全員が未成年だったという。
「昨年10月、店内でのトラブルから110番通報があり、そこで中学生であるAさんが働いていると発覚した。加藤容疑者は『15歳未満であると知らなかった』と容疑を一部否認していますが、実はAさんを店に紹介した人物から年齢は事前に伝えられていたそうです。
加藤容疑者は当時『13歳はキツいなぁ』と難色を示したものの、結局Aさんを雇い、接客させていた」(全国紙記者)
店から押収された物品には、ミニスカートやショートパンツが含まれていた。店は未成年の従業員にこれらの衣装を着させていたというが、ミニスカートの丈の長さはあまりに短い。錦糸町のガールズバーで働いた経験がある女性が、事情を話す。
「この店は“お尻が見えるガールズバー”として、界隈では有名でした。若いキャストがほとんど半分お尻を出しながら接客をするスタイルで、店内にはVIPルームも。未成年のキャストを並べて、後ろから写真を撮るお客さんも多かったと聞きます。
経営者の加藤容疑者は、“アンダー”(未成年の女性のこと)を集めるプロだった。未成年の学生の女の子をひとり捕まえて、そこから芋づる式にキャストを集めていたといいます。『あそこにはJKがいるよ』とお客さんの間でも有名でしたが、中学生が働いているとは知りませんでした」
店側は、接待営業の許可を得ていなかったという。