秋田出身のフリーアナウンサー・相場詩織が、1月30日発売の本誌・週刊ポストで本格的なグラビアに初挑戦している。オファーを受けた当初は「まさか自分がグラビアを撮影する日がくるなんて……」と戸惑いも見せたが、「やるからには中途半端な姿はお見せできない」と撮影へ向けてボディメイクに励んできたと明かす。
「ウエストとお尻のラインを重点的に撮影までの1か月間、山登りのロケがあった日も休まずに毎日1時間以上、トレーニングをコツコツ積み重ねてきました。痩せることがゴールではなく、ふとももはむちっとしながらも女性らしいくびれのある、藤田嗣治が描くようなヘルシーなボディラインが理想です」
“トレーニングはストイックに、食事制限はほどほどに”がポリシーだという。
「食事は、食べ過ぎないことと新鮮なお野菜多めのメニューに気を遣ったくらいです。自炊して、低カロリーで食物繊維が豊富なケールを豚肉、にんにくと炒めたりしていました。炒め物は塩コショウで調えて秋田の万能調味料『味どうらく』を加えると、たちまち郷土の味になるんです。ちなみににんにくは一昨年、兄と一緒に自家菜園に植えたものです。
ボディメイクに励んでいる間もごはんはおいしく食べていました。秋田は米どころですし、ふっくらとしたお米の魅力には抗えません(笑)。実は、キレイにならなきゃと必死になるあまり無理な食事制限をしてしまった過去もあって……。その苦い経験から、健康的なダイエットでも理想の自分に近付けることを実践したかったんです」
目標へ向かって一途に努力する性格で、自らを「没入型」だと分析する。
「マンガが好きで妄想が得意ですし(笑)、アニメや本も大好き。アナウンサーの仕事柄、すごくきっちりしている、まじめで隙がない、などと誤解されがちですが、アニメ好きなオタクの一面もあるんです。コスプレもしますが、推しのキャラクターは金髪やピンクのロングヘアだったりするので、いつかウィッグではなく自分の髪を染めて完全再現したいです。
マンガやアニメの世界に没入して、自分ではない何者かになれる時間は楽しいです。今回のグラビアでも、背中が大胆に開いたロングドレスはプライベートでもお仕事でも着たことのない初挑戦のスタイルだったので、ずっと胸が弾んでいました。いつもとは違う大人っぽい表情も、自然とドレスが引き出してくれた気がします」
マンガといえば、イケメンが登場するラブコメも定番。
「リアルな恋愛としては王子様に出会いたい願望はなく、オタク気質の男性が好みです。“このマンガに今ハマってるんだ”とか“あのアニメがめちゃくちゃ面白いよ、観てる?”なんて話を気軽にできる相手がそばにいてくれたら、安心できる気がします。私の好みに合わせてくれなくても全然かまいません。私の“好き”という気持ちを尊重して、隣で笑って見守ってくれたら、それだけで幸せです」