東京・歌舞伎町のコンビニエンスストアで店員に「おい、カス」「頭にきた殺すぞ」などと恫喝し、業務を妨害したとして、ハセベ・フェルナンデス・マルコス被告(36)が新宿署に再逮捕された。ハセベ被告は未成年がたむろして社会問題になっている歌舞伎町「トー横」の支援を謳うボランティア団体「歌舞伎町卍会」(解散済)の元副総長で、1月7日には別の女性への暴行容疑で逮捕・起訴されており、2度目の逮捕となった。
「今回の逮捕容疑は1月3日未明、歌舞伎町のコンビニエンスストアに自転車に乗ったまま突入した件です。ハセベ被告は昨年10月、別の店で買った惣菜をこのコンビニの電子レンジで温めようとして“出入り禁止”になり、それに腹を立てた。事件時の時は複数人の“トー横キッズ”を同行させ、『ここにいるのは全員仲間だ』『頭にきた殺すぞ』と暴言を繰り返し吐いたということです」(全国紙社会部記者)
「歌舞伎町卍会」は、2021年の冬ごろから社会問題化した「トー横」で、炊き出しや近隣の清掃を中心に活動していたボランティア団体だが、ケンカなどのトラブルが絶えなかった。2022年6月に総長である通称「ハウル」こと小川雅朝氏(昨年11月に死去)が未成年淫行で逮捕されて以降解散している。
ハセベ被告は卍会ナンバー2の副総長として、総長のハウルを支えていた。トー横によく訪れているという女性が語る。
「身長185cmを越えるガタイのいい大男で、いつもは白のカラーコンタクトをつけていてかなりいかつい印象でした。総長のハウルとは“最高のダチ”というほどの盟友でした。ハウルがトー横からいなくなった後、インフィも広場に小さなガスボンベとフライパンを持ってきて、野菜の炒め物を作っていました」
トー横キッズたちから「インフィ」と呼ばれていたハセベ被告。「インフィニティ」という名義でセクシー男優の仕事も多くこなしていた。
「自分でもよく、そのことを話していました。トー横では勢力争いなどで大人同士が小競り合いになることもあるのですが、インフィはよく『お前はふだん何やってるんだ? 何もしてねえだろ? 俺は身体張って男優やってんだ!』とマウントをとり、すごんでいた」(前出の女性)