芸能

中村玉緒、記者会見で発言「ほぼカット」に関係者顔面蒼白 仕事への意欲満々でも周囲は心配

徘徊していたところを目撃されている中村玉緒

記者会見での発言が「ほぼカット」された中村玉緒の状況を心配する声も(写真は2022年10月)

 中村玉緒(83才)が1月22日、大映創立80周年の記念企画『大映4K映画祭』(2月16日まで)のトークイベントに出席した。彼女が1人2役のヒロインを演じた映画『大菩薩峠』(三隈研次監督)の4K上映を記念したもので、“雷ちゃん”こと主演の故・市川雷蔵さん(享年37)との思い出などを語った。

「会見はとても穏やかな雰囲気で進みました。玉緒さんは『雷ちゃんと結婚するつもりだったんだけど、知らないうちに主人と結婚しました』とぶっちゃけるなど、明るい笑顔で話していましたね」(芸能関係者)

 ジョーク交じりの“玉緒節”で盛り上がった会見だったが、中盤以降、様子が一変したという。

「会見の途中から、玉緒さんが同じ話を繰り返し始めて……主催者側もオロオロしていて、中には顔面蒼白な関係者もいましたね」(前出・芸能関係者)

 そしてイベント終了から数時間後、出席した報道陣をあ然とさせる通達が主催者側からあったという。

「玉緒さんの発言の真偽についての連絡でした。会見では、田宮二郎さん(享年43)と東京ディズニーランドに行ったときの話を熱心にされていたのですが、ディズニーランドは田宮さんが亡くなった後にできたようで、“田宮さんとは無関係な話でした”と訂正がありました。

 ほかにもマラソン大会に出たエピソードは“マラソンに出場したかは真偽不明”、これから撮影が始まる映画についても楽しく話されていましたが“情報解禁前なのでご記載なしで”など、記事にしたい部分が“ほぼカット”で(苦笑)。サービス精神旺盛な玉緒さんの口が滑っただけだと思いますが、ただ、ちょっと前に徘徊報道もあったので……」(前出・芸能関係者)

 徘徊報道というのは、本誌『女性セブン』が2022年10月27日号に掲載した記事のことである。

 玉緒は昨年7月下旬の未明、サンダルを片方しか履かず、おぼつかない足どりで近所をひとりで歩く姿が目撃された。近隣住民が心配して声をかけると、「家がわからなくなっちゃった」と答えたため、交番に案内されたという。現在、玉緒はひとり暮らし。いわゆる独居老人だ。しかし、少し前までは彼女の面倒を見てくれる長女が全面的にサポートしていた。

「2021年までは、長女で個人事務所の元社長だったA子さんと同じマンションの別の階に住んでいたのです。しかし、2019年11月に長男で俳優の鴈龍さん(享年55)が亡くなったことや、A子さんが事務所スタッフの男性と再婚したことなどが原因で関係が悪化。事実上の絶縁状態になっていた。

 中村さんは周囲の反対を押し切って、マンションを出て行きました。孤独な生活が続くなか、記憶も加速度的に曖昧になっているようで、周囲は“ひとり暮らしをしていて大丈夫か?”と気を揉んでいる状況です」(玉緒の知人)

 1月9日には『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』(TBS系)に出演。だが、2時間の放送中、司会の明石家さんま(67才)の隣で映っているものの、ほとんど発言することがなく、視聴者からも心配の声が上がっていた。

「高齢ですから認知機能の衰えもあって反射神経が求められるバラエティーは難しいんです。ただ、仕事に対する意欲は満々で、断らないとか(苦笑)。せめていまの状況に合う仕事を選んでもらいたいのですが」(前出・玉緒の知人)

 世間の80代と比べても体は元気。とはいえ、無理はしないように。

※女性セブン2023年2月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン