「力士の方だったら“勝ったら結婚しよう”とか、“優勝したら”とか。そんなのされたらキュンキュンしちゃいますね」
2月7日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した白河れい(20才)は、「プロポーズ」というテーマで明石家さんま(67才)からトークを振られ、そう答えた。
何を隠そう、彼女は元横綱・貴乃花光司氏(50才)と元フジテレビアナ・河野景子(58才)の次女。わずか1か月前の今年1月8日に芸能界デビューを発表したときには、「親の力を借りるのではなく、自分の力でやりたいと思った」と宣言したほどである。
にもかかわらず、デビューと同時に『ぽかぽか』(フジテレビ系)の月曜レギュラーの座を掴み、同番組の大喜利コーナーでお笑い芸人を抑えてMVPを獲得するなど実力の片鱗を見せている一方、各所でのトークにはところどころ“七光り”がちらついている。
「なんの実績もない新人がデビューしていきなりレギュラー、しかも母である景子さんの古巣であるフジテレビであることを考えると、無関係は通じないでしょう。
『ぽかぽか』の初回放送では“両親と共演NG”と話しましたが、こと同じ画面に映らないにしても、あれだけ家族の話をしているのに“親の力は借りない”と言い張るのには無理があるんじゃ……」(テレビ局関係者)
実際、2月3日に成田山新勝寺(千葉県)で行われた豆まきに参加した際にも「お父さんが鬼の役をやっていました。的が大きいので……当たりやすいのか、本気で怖がっていました」と振り返っていた。
デビュー発表時、白河は「最近、会えていないので、まだ知らない状態です」と、貴乃花に報告せずに芸能界に足を踏み入れたことを明かしていた。
「2018年の離婚後、白河さんの親権は貴乃花が持ち、留学のための学費や生活費は貴乃花が相撲協会を辞めた際の退職金から出していたといいます。たしかに連絡を取っていない時期はしばらくありましたが、芸能界デビューをまったく知らされていなかった貴乃花はかなりのショックを受けている様子でした。景子さんが芸能活動を後押ししているように見えていることにも、不信感を抱いているといいます」(貴乃花の知人)
デビューから1か月が経ち、白河から貴乃花のもとに正式な「報告」はあったのだろうか。
「どうやら、未だ面と向かっての連絡はないようです。貴乃花自身は、白河さんの“親の威光を借りたくない”という気持ちと離れて、テレビ局や芸能事務所に利用されていないかということを心配しているようです」(前出・貴乃花の知人)
上々な滑り出しをしたように映る白河の芸能活動の反面、父娘関係には今後も不安は尽きないようだ。