原英莉花らを輩出したジャンボ尾崎ゴルフアカデミー 緊迫の「セレクション会」に密着
ジャンボ尾崎の前で打てるのはアイアン、ドライバー、アプローチのたった15球(各5球)。テスト生の緊張が伝わってくる
入会テストはジャンボへの大きな声での挨拶から始まる。参加資格に「きちんと挨拶や礼儀が身についている者」という要項も
ジャンボ考案の練習器具。シャフトの先に空気抵抗を発生させる羽根がとり付けられている。ジャンボアカデミーでは素振りを重視。この器具を使ったテストもある
緊迫の「セレクション会」
最高の練習環境が整ったジャンボ邸の全貌
練習場内を移動するジャンボの足は電動カート。ボディにはジャンボのプライベートブランドのロゴでもある「JUMBO 333」が
広大な敷地内ではジャンボ自ら軽快に運転して移動している
敷地内のいたる所にティーマークが置かれ、18Hのショートコース(150~250ヤード)となっている
ドライビングレンジは約283ヤード。隣接する民間のゴルフ練習場のネットまで飛ばす若い男子のアカデミー生も少なくない
テストが終わると自分たちでボールを回収する。練習後には原英莉花や西郷真央も自分たちでボールを回収。ゴルファーとしての品位も求められる
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」卒業生の原英莉花。2022年は未勝利に終わったが、「去年1年はイヤというほど苦しんだからね。今年は頑張ると言い切ったもの。今年外したら自分はないって。金髪に染めたとか、ゴルフ以外でいつも主役だからね。そろそろゴルフで主役になってもらわないとな」とジャンボがエール(写真/Getty Images)
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」卒業生の笹生優花。笹生のドライバーを見たジャンボは「あの体の強さは面白い。ヘッドスピードは女子のレベルを超える」と仰天。アカデミー生ではないが門下生となり、2021年の全米女子オープンに優勝(写真/Getty Images)
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」卒業生の西郷真央。2022年ツアー序盤は10戦5勝だったが、終盤はドライバーイップスで大失速。ジャンボにも助言を求めたというが、「本人が悩んでいるからちょこちょこと言うぐらい。あとは本人だからね。間違いなく良くなっている」(ジャンボ)。(写真/Getty Images)
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」卒業生の佐久間朱莉。西郷と同じくアカデミー1期生。2021年のプロテストでトップ合格し、翌年はQT14位でツアーに参戦。『日本女子オープン』6位などの成績によりプロ1年目でシード権を獲得。身長155cmながらドライバー飛距離241ヤードの小さな飛ばし屋(写真/Getty Images)