国内

【埼玉・教員切りつけ】容疑者の男子高校生の知人が証言する人となり「成績良好」「習い事は空手」でアニメ好き

17歳の少年が突然の切りつけ事件を起こした背景は

17歳の男子高校生が突然の切りつけ事件を起こした背景は(時事通信フォト)

 3月1日、埼玉県戸田市の中学校で教員がナイフで切りつけられて怪我をした事件で、さいたま市浦和区に住む17歳の男子高校生が殺人未遂容疑で逮捕された。大手紙社会部記者はこう話す。

「男子高校生は3月1日の昼過ぎに戸田市の中学校の教室に侵入し、制止しようとした60歳の男性教員の上半身を持っていたナイフで複数回切りつけ、重傷を負わせています。

 警察によると、高校生は容疑を認めた上で『以前から人を殺してみたかった』『無差別殺人に興味があった』という趣旨の供述をしています。さいたま市では2月に切断された猫の死骸が相次いで見つかっており、高校生は『猫は俺がやった』などとも話しているそうです」

 容疑者はどのような人物なのだろうか。小学校時代を知る学校関係者はこう話す。

「X君(容疑者の男子高校生)のご両親はともにしっかりした方で、1人いるお姉さんもエリート校に進学しています。姉弟の関係も悪くなく、お母さんは学校の行事にもよく参加していて、とてもいい印象でした。お母さん仲間の間では、今回の事件を受けて気の毒に思う声が多いのが事実です。

 小学校時代はやんちゃな性格で、先生は生活指導に手を焼いていたところもあったようです。でも、X君がメンタル的に問題があったという印象はありません。成績も良かった」

 習い事もしており、趣味もあったようだ。

「空手を習っていましたが、すぐにキレたりするような印象はないし、暴力をふるっていた記憶もない。アニメが好きで、とくにポケモンが大好きでしたね。よくポケモンのキャラクターの絵を描いていました。中学に入って不登校になってしまったようですが、その理由はわかりません」(同前)

 学校を狙った理由について、「人が多くいるため」などと説明しているという男子高校生。真相究明が待たれる。

県警の捜査が続く(写真は県警のTwitterより)

県警の捜査が続く(写真は県警のTwitterより)

関連キーワード

関連記事

トピックス

モテ男だった火野正平さん(時事通信フォト)
【火野正平さん逝去】4年前「不倫の作法」を尋ねた記者に「それ俺に聞くの!?」 その場にいた娘たちは爆笑した
週刊ポスト
「●」について語った渡邊渚アナ
【大好評エッセイ連載第2回】元フジテレビ渡邊渚アナが明かす「恋も宇宙も一緒だな~と思ったりした出来事」
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さま(時事通信フォト)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
「SUNTORYドリンクスマイルBAR」
《忘年会シーズンにこそ適正飲酒を》サントリーの新たな取り組み 自分に合った “飲み“の楽しさの発見につながる「ドリンク スマイル」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン