テレビ番組の企画で早稲田大学を目指していた小倉優子(39才)が、合格発表の結果を番組内で発表。第一志望の早稲田大学には不合格だったが、併願の大学には合格して喜びの表情を見せた。
小倉が大学受験挑戦の意志を表明したのは、昨年2月のことだった。『100%!アピールちゃん』(TBS系)に出演した小倉は、10代で芸能界入りしてしまい、しっかり勉強できなかったのを後悔していること、3人の子を持つシングルマザーとして、知識や教養を身につける必要性を感じたことなどを理由に、大学を目指すと宣言。腕利きの先生を集めたチームが結成され、早稲田大学教育学部を第一志望としていた。
「小倉が受験した大学は、学習院女子、津田塾、白百合、学習院、成蹊、早稲田の6校。手始めに受けた学習院女子でいきなり補欠合格すると、白百合女子大からは合格通知が届き、期待は高まりましたが、残る津田塾、学習院、成蹊、早稲田は残念ながら不合格でした。
挑戦開始時は中学レベルのテストで赤点を取った小倉ですが、子育てと仕事をこなしながら、411日間で2000時間以上も勉強したとのこと。早稲田には落ちましたが、白百合は創立140年以上の名門お嬢様学校ですし、補欠になった学習院女子の偏差値は57ですから、しっかり努力は報われました」(芸能記者)
白百合女子大学から書類が届いた際には、その分厚さを見て合格を確信し、スタッフが到着する前に書類を開けてしまった小倉。だが、約1年の間にはさまざまな困難が立ちはだかった。
「大学受験挑戦を表明した小倉ですが、仕事は休養せず、バラエティ番組や情報番組に出演。昨年12月に終了した『ポップUP!』(フジテレビ系)にもレギュラー出演していました。しかも7月には以前から別居が続いていた夫と離婚。仕事に加えて家事と子育てもこなしながら勉強時間を確保するのは本当に大変だったはずです。
さらに夏には、受験企画をやっていた『100%!アピールちゃん』が打ち切りになるという悲劇もありました。その後に始まった『月曜の蛙、大海を知る。』は『アピールちゃん』と同じ陣容でしたが、受験企画へのフォローは一切なし。完全にはしごを外されたかと思われましたが、さすがにTBSは責任を取る形で『月曜の蛙』が合格発表の模様を放送しました」(同上)
受験を終えた小倉は、司会の麒麟・川島明から「女子大生ですから」言われて表情を崩したが、長男は「1年で早稲田は難しいよね。2年だったらいけるかも」と冷静に指摘。もう1度挑戦するのか、白百合女子大に通うのかは明らかにしなかったが、どちらを選ぶにせよ、彼女には明るい未来が待っている。