WBCが盛り上がる中、野球好きな有名人たちも忙しくなっている。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、“野球好き有名人”について綴ります。
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大谷選手の実姉の結婚式に招かれたハンパねぇ!芸人
「原監督、お久しぶりです」
「ねぇ、元気になられてよかった」
『カーネクスト2023 WBC東京プール』が東京ドームで開幕し、日本代表が中国代表と戦った3月9日、TBSの中継席にいらした読売ジャイアンツの原辰徳監督(64才)と、「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務める中居正広クン(50才)の会話です。
まさに原監督のおっしゃるとおり、中居クンが体調を戻してWBCにかかわれたことを本当にうれしく思いました。
「強化試合とはまったく違う、独特のピリピリした雰囲気がありますね」と報告した中居クンが、ベンチに体を乗り出すようにして挑んだ吉田正尚外野手(29才)、牧秀悟内野手(24才)、大勢投手(23才)、山川穂高内野手(31才)らへのインタビュー映像も流されたのです。
ふだんなら、互いにもう少しリラックスしていたのでしょうか。中居クンを見つけて満面の笑みを浮かべていたのは笑顔がトレードマークの山川内野手ぐらいで、後頭部だけが映されていた中居クンからも緊張感が漂っていました。でも、取材メモを挟んだバインダー片手にレポートする中居クンは知識も豊富だし、選手へのリスペクトもあるから決して出しゃばらない。実況アナウンサーからどんなタイミングで振られても完璧だったし、本当にさすがでした。で、気がついたら毎晩午後11時過ぎ。終わってみれば1次ラウンドのグループBを4連勝での1位通過。皆さん、おめでとうございます。ひとまず、お疲れさまでした。
“外野”でもっとも話題になったタレントといえば、ダイアンの津田篤宏クン(46才)でしょうか。そう、「ゴイゴイスー」の津田クンです。彼が国際映像で世界デビューを飾ったのは中国戦での7回裏、牧内野手のソロアーチで追加点を奪った際のこと。白いパーカに薄い色のサングラスをしてカメラに向かってガッツポーズをした津田クンが確かに映り込んでいました。翌日のワイドショーの主役のひとりになった津田クン。これは一生分のネタができましたよね。