《なんだこのイケメン》《侍ジャパンのベンチにイケメンがいた》《あの長身イケメン、見たことあるけど名前が分からなくて……》──SNSでそんなふうに話題となっている人物の素顔に迫った。
第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック )で快進撃を続ける日本代表の侍ジャパン。大谷翔平の投打にわたる活躍もあり、準決勝進出。3月16日の「日本×イタリア」戦では関東地区の平均世帯視聴率が48.0%を記録し、WBC史上最高となった。
ダルビッシュ有、吉田正尚のメジャー組に加え、佐々木朗希、山本由伸、村上宗隆と日本球界を代表するトップ選手が名を連ねたチームは史上最強との呼び声高く、2009年以来、3大会ぶりの世界一も見えている。
大谷やヌートバーらイケメン選手が人気となる一方で、SNSでは日本のベンチが話題となっていた。冒頭のSNSの声は、テレビカメラに映し出される度に、栗山英樹監督の傍らにいる城石憲之コーチ(49)に向けた“黄色いつぶやき”だった。スポーツ紙記者が語る。
「城石コーチは北海道日本ハムファイターズを指揮していた栗山監督を7年間コーチとして支えていました。今回のWBCで侍ジャパンの監督を引き受けた栗山監督が人柄とコーチング能力を高く評価し、呼び寄せたのが、現在侍ジャパンで内野守備・走塁兼作戦を担当する城石コーチでした。コーチ経験のない栗山監督から信頼されている城石コーチは、選手のために打撃投手もこなし、『技術面は申し分ない選手ばかりなので、精神的な部分を支えたい』と話していました」
身長183cmと甘いマスクで現役当時から人気だった城石コーチは、埼玉県で生まれ育った。強豪・春日部共栄高校の野球部に入部すると、1991年には主将として春・夏甲子園に出場した。