NHK大河ドラマ『どうする家康』に出演する関水渚(24)の株がうなぎ登りだ。劇中で関水は今川家の家臣・飯尾連龍(渡部豪太)の妻・田鶴を演じ、第11話(3月19日放送)では引間城を攻める家康に最後まで抵抗し、討ち死にした。
美しく気高いその姿に、放送後は「田鶴さま」がツイッターでトレンドワード入り。〈涙が止まらない〉〈関水さんをもっと見ていたかった〉〈この女優の名前は覚えておこう〉と絶賛する声が溢れた。芸能関係者が語る。
「石原さとみに憧れて芸能界を目指し、2015年の第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストに選出。2017年に『アクエリアス』のCMでデビューしました。その後、モデルやグラビア活動などを経て2019年からは女優業を本格化させています。『町田くんの世界』(2019年)、『カイジ ファイナルゲーム』(2020年)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)と話題作に立て続けに出演して、知名度を上げていきました。
今回の大河では芯の強い女性を演じていますが、素顔は天然系。2月に出た写真集では水着や下着姿も披露した。こちらもファンの間で反響を呼んでいます」
『どうする家康』で一躍スターとなった関水について、「国民女優になる日は近い」と話すのは芸能ジャーナリストの三杉武氏だ。
「数年内に、NHK朝ドラのヒロインに抜擢されることを期待しています。関水の顔が実に朝ドラ向きなんです。昭和や大正を力強く生きた女性のイメージにピッタリで、明るく前向きなヒロイン役はハマるはず。本人も“夢は朝ドラ女優”と公言していますから、その願いを叶えて欲しいです」
4月からはドラマ『シガテラ』(テレビ東京系)でヒロイン役を演じることも決定。「男性から見たいわゆる“いい女”を演じるのは初めてのチャレンジだったので、そのような機会をいただけてとてもうれしいです!」と事務所の公式サイトで意気込みを語っている。
着実に露出を増やす関水が、朝の顔になる日が楽しみだ。
※週刊ポスト2023年4月7・14日号