WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝という歓喜の瞬間から間を置かず、次なる戦いへ身を投じる大谷翔平(28才)。WBC決勝で名勝負を演じ、エンゼルスのチームメートでもあるマイク・トラウト(31才)は、かつてチームの「ワーストドレッサー」に大谷の名前を挙げたことがある。端的に言えば、「チームでいちばんダサい」ということ。トラウトは「遠征になると、時々、数日間続けて同じシャツを着ている」と証言していた。
「本人はファッションには興味がないのか、日本ハム時代はお姉さんが服を選んでいたようです」(スポーツ紙記者)
だが近年の大谷は違う。2020年にドイツのファッションブランド『HUGO BOSS』とパートナーシップ契約を結び、普段着はほぼ同ブランドで固めている。2022年に、メジャーリーグのオールスターゲーム恒例のレッドカーペットショーに登場した際には、モスグリーンのセットアップスーツにカーキのネクタイ、ブラウンの革靴を合わせていた。
「洗練された装いが話題になりましたが、本人は“BOSSから何着か送ってもらい、その中から選んだだけです”と笑って話していました。おしゃれ上級者にはまだ遠いようです」(スポーツライター)
中南米出身の選手などは奇抜なヘアスタイルにするケースもあるが「大谷選手は自宅近くの理髪店で、水原通訳と一緒にカットしてもらっているそうです」(在米ジャーナリスト)という。それでも、大谷と契約したいというスポンサー企業は数知れず。すでに契約企業は17社に及び、スポンサー料は合計45億円を超える。
「息子にしたいランキングや憧れのスポーツ選手で、ここ数年、不動の1位です。イメージのよさは他の追随を許しません。スポンサー以外のブランドを着用してトラブルになるスポーツ選手がたまにいますが、大谷選手にはそうした心配もない。スポンサーに支えられていることを自覚していますから、自分がどう振る舞うべきかを、よく理解しているんです。下着もHUGO BOSSかもしれません(笑い)」(広告代理店関係者)
※女性セブン2023年4月13日号