4月3日、朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、テレビ朝日の玉川徹氏が出演。玉川氏は昨年9月、安倍晋三・元首相の国葬に関して事実に基づかない発言をしたことによりレギュラーを降板し、「現場で取材して報告する」というポジションで週1回程度の出演となっていたが、徐々に出番は増えていて、新年度からは本格復帰することになった。
「政権批判の急先鋒だった玉川氏は、歯に衣着せぬ発言の1つ1つがとにかくキャッチー。発言がネットニュースになることも多く、番組名の浸透に一役買っていましたが、彼が出演者から外れると、残りのレギュラーコメンテーターは良くも悪くも無難な人ばかりで、発言が話題になるのは長嶋一茂ぐらいでした。そのため、番組では少しずつ玉川氏の出番を増やして反応を探ってきましたが、復帰を望む声は多く、新年度のタイミングで完全復活となりました」(ネットニュース編集者)
半年での復帰が早すぎるのか適切なのかを問うのは難しいが、復帰初日の3日、ネットには、
「玉川さん、復帰おめでとうございます 凄く嬉しい!」
「毎日玉川さんを見てから出社出来るのはハッピー」
「羽鳥さんとのやり取りがとっても良いし、やっぱり空気が変わった」
といったコメントが登場。概ね歓迎ムードのようだが、スピード復帰の背景には、朝の情報番組の熾烈な視聴率戦争がある。