提供:JR東海
【前編から続く】東京から東海道新幹線ひかりで約1時間半。地元・浜松で束の間の里帰りを楽しむ、ももいろクローバーZの百田夏菜子さん。百田さんはかつて、通学やタレント活動のためにここ浜松から東京まで、“新幹線通い”をしていた。
東京─浜松間の新幹線車内で過ごす1時間半は百田さんの「シンデレラタイム」であり、そのフレーズは2021年のソロコンサートの題名にも使われている。街のシンボル・浜松城天守閣からの眺望を楽しみながら、こんな話をしてくれた。
「その頃、新幹線の車内で思い付いたりメモしたりしていた言葉を使い、作詞したのが『ひかり』という曲です。その詞は、新幹線で私が過ごしてきた“時間”を詰め込んだもの。
たとえば“眠って起きたら溶けちゃう”の部分は、帰りの車内でいつも買っていた硬いアイスクリームがモチーフ。少し溶けるまで待つ間に寝てしまって、ちょうどいい食べ頃の時に食べられたことがほぼないんです(笑)」(百田さん、以下同)
地元でのことは舌の記憶としても刻まれている。天守閣から南の方角にある浜松駅近くの複合施設アクトシティ浜松には、こんな思い出があるという。
「人形をかたどった一口サイズのホットケーキを売るお店があって、子供の頃からお母さんによく買ってもらっていました。今ではそのお店が東京にあり、地元が懐かしくなって食べたいなと思うと、たまに買いに行ったりします。
あと、駅前の百貨店の地下で売られているタコ焼き! だしにつけて食べるスタイルが美味しくて、とても好きでした」
浜松といえば、全国有数の餃子の街としても知られている。話題が「食」に及んだところで、浜松城を後にし、名物「浜松餃子」を提供する「元祖浜松ぎょうざ 石松」JR浜松駅店を訪ねた。
同店看板メニューの「車盛り」(税込1530円)は、円形の大皿に焼きたての餃子が20個並び、中央に「茹でもやし」が添えられている。
「浜松餃子、好きです。茹でたもやしがあると、箸休めが自然にできていいですよね。実家でもよく作って食べていました。だいたい作りすぎて、余ったら冷凍にして保存して、食べたい時に焼く、という。家庭で食べるときはもやしは必須ではなく、『今日は浜松スタイルでいこう』という時にもやしをのせます」
百田さん自身、「石松」を訪ねるのは初めてだという。
「私が地元にいるときはだいたいお家でご飯を食べるので外食はあまりないのですが、『石松』さんは地元で有名なので、もちろん知っています。私のお兄ちゃんも、仕事の合間によく食べに行くそうです!」
初めて食べる石松の餃子、その味の感想は?
「すごくさっぱりしていて美味しいです! 皮が薄いので食べやすく、気付いたら車盛り1枚をスタッフ3人であっという間に食べ終わり、もう1枚、おかわりしちゃいました(笑)。
私は意外とすぐにお腹がいっぱいになるほうなんですが、食べても食べてもお腹が苦しくならず、いくつでもいけそう(笑)。あと、餃子と一緒に食べた石松さんの『マーラーメンマ』がめちゃ美味しかった。餃子の合間につつきながら食べていたら、ご飯がよく進みました」
浜松のご当地グルメといえば餃子や「浜名湖のうなぎ」が全国的にも有名だが、それ以外にも、遠州灘の天然とらふぐ、カキ、浜名湖クルマエビ、遠州灘シラス、浜名湖アサリなど、豊富な魚介類に恵まれた土地柄でもある。また、浜名湖のほとりには「舘山寺(かんざんじ)温泉」(宿泊者は浜松駅から無料シャトルバスが利用可能)もあり、旅の魅力にあふれたエリアだ。
グルメや温泉だけではない。浜松市と湖西市にまたがる浜名湖は、県内外から多くの客が訪れるレジャースポットとして知られる。潮干狩りやマリンスポーツだけでなく、近年は浜名湖の外周約67kmを自転車で一周する「ハマイチ」も人気で、周辺にはレンタルサイクル店も充実している。
「新幹線を降りた瞬間に感じるあったかい空気」
地元を愛する百田さんによると、浜松や静岡発祥で全国区となった食べ物は餃子に限らず、数多いのだという。
「最近、実は浜松や静岡発祥の名物やグルメが意外に多いことに気がつきました。子供の頃からよく食べていた『かにぱん』もそうですし、ケーキ店の『キルフェボン』もそう。全国の方も、『これ静岡発だったんだ』というものがあるかな、と思います」
東京を中心に忙しく仕事をしている百田さんだが、地元のことを思わない日はない。
「地元は本当にいいところで大好きな場所で特別なんです。今でもこっちに住みたいくらい。なかなか帰ることができないから、水やお茶などは静岡のものを取り寄せて毎日味わい、家で静岡を感じているんですよ」
百田さんが愛してやまない、浜松や静岡の魅力とはなんだろうか。
「新幹線を降りた瞬間に感じる静岡のあったかい空気も含めて、私は好きです。あと、街はお店もたくさんあって栄えているのに自然も豊かで、大都会にはない、のんびりした時間が流れているように感じます。
たとえば東京や大阪ではエスカレーターに乗るときは右とか左に寄って乗りますが、静岡は両側に乗ります。これって、急ぐ人が少ないからじゃないかな? 時間についてもいい意味でアバウトで、友だちとの約束も『大体これくらいにこの辺で』で済んじゃう。本当に来るのかな、という感じだけど(笑)、その感じが『地元にいるな』という実感を強くしてホッとします。
また、静岡県は東西に長く、海の幸も山の幸も豊か。東にある伊豆はお魚が美味しいですしね。文化やことばも地域で異なるからこそ、いろんな魅力に溢れているとも思います。どこに行っても楽しめるのが静岡県の魅力です」
今年はNHKの大河ドラマ『どうする家康』の放送で注目が集まる家康ゆかりの地・浜松。浜松市やその周辺には、百田さんが訪ねた浜松城のほか、来年1月まで浜松城公園内に開設の展示施設「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」、“出世神社”といわれる元城町東照宮、仏教寺院・可睡斎(かすいさい/袋井市)など、家康公ゆかりの神社仏閣、史跡が点在している。県内の人気観光スポット「掛川花鳥園」(掛川市)では、家康公が愛した「鷹狩り」をイメージした体験イベント「ホークフライト」が人気を博しており、鷹匠になりきって記念撮影を行うことができる。
静岡県西部に位置する浜松までは、東京からも大阪からも新幹線ひかり号で約1時間半の距離にある。次のお休み、地元出身・百田さんが一押しする静岡・浜松の魅力を味わいに、出かけてみてはどうだろうか。
【了。前編の〈ももクロ・百田夏菜子が新幹線で「里帰り旅」 家康で注目の「浜松城」から街を見下ろし地元愛を語る〉を読む】
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〈撮影/小倉雄一郎〉
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046-876-6403
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百田夏菜子さんが書いた! オリジナル「浜松城の御城印」応募方法
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プレゼントキャンペーン詳細と応募締め切り
【第1弾】2023年4月7日~13日開催(4月13日23時59分までの応募が抽選対象)
百田夏菜子さん直筆のオリジナル「浜松城の御城印」が抽選で1名様に当たるキャンペーン
【第2弾】2023年4月14日~20日開催(4月20日23時59分までの応募が抽選対象)
百田夏菜子さんが書いた文字を印刷した限定の御城印が5名様に当たるキャンペーン
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