開幕投手を務めて相手を無失点に抑えた3日後に、今季第1号ホームランをかっ飛ばす──ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28才)は早速、今季も二刀流で異次元の活躍を見せた。WBCの優勝から2週間が経ってもスーパースターへの世間の関心は尽きることなく、ワイドショーは連日大特集を組み続けている。次なる興味は、大谷の「お相手候補」へと移った。発端は、侍ジャパンでコーチを務めた白井一幸氏(61才)の発言だった。
「(特定の)誰かがいる雰囲気はなかった」
3月29日、『ゴゴスマ』(TBS系)に出演した白井氏は、大谷の「パートナー」についてそうコメントした。白井氏は、大谷が日本ハム在籍時にもコーチと選手という師弟関係で、大谷が厚い信頼を寄せる人物だ。その白井氏が、「大谷はフリー」と言ったものだから、世の大谷ファンが色めき立ったのも無理からぬ話だろう。
大谷の隣という“特等席”に座るのは誰なのか──そんな大谷の「婚約者候補」に急浮上している女性がいるという。名前は、ニコール・ヌートバーさん(28才)。侍ジャパン初の日系人選手として大車輪の活躍をしたラーズ・ヌートバー(25才)の姉だ。
ニコールさんは、1才上の兄と、3才下のラーズに挟まれた、3きょうだいの真ん中。母・久美子さんが里帰りして出産したため日本で誕生した。偶然にも、大谷と同じ1994年生まれだ。
「誕生後すぐに渡米したので、これまでほとんどアメリカで暮らしてきました。性格は明るくて社交的。母・久美子さんに輪をかけて笑顔が似合う美しい女性です。WBCでは、応援のために来日していました。久美子さんのようにメディアの取材には答えていませんでしたが、東京ドームで応援する姿は中継映像に映り込んでいましたね。試合後には久美子さんと一緒に夜の街に繰り出して、お酒を楽しんだとも聞きました」(スポーツ紙記者)
ニコールさんはカリフォルニアにある大学で「運動生物学」や「アスレチックトレーニング」を学び、現在はカリフォルニア大学ロサンゼルス校に「アスレチックトレーナー」として勤務している。
「『アスレチックトレーナー』は、スポーツに関連する医学、栄養学などの知識を用いて、アスリートの健康管理やケガの予防のほか、ケガをした場合の応急処置やその後のリハビリテーション、体力トレーニング、コンディショニングなどを担当する専門の職業です。現場での判断力やアスリートとのコミュニケーション能力も大切な要素。ニコールさんは米国赤十字社の応急手当資格なども所持しており、その道のエキスパートと言えます」(在米スポーツライター)
二刀流の大谷は、ほかの選手とは比べものにならないほどの精神的・身体的な負担と闘っている。2018年に右ひじの手術、2019年に左ひざの手術を受け、長いリハビリと向き合ったこともあった。
「最近、プロ野球選手の妻が選手を食事面からサポートする『アスリートフードマイスター』といった資格を取得することが増えましたが、ニコールさんはその究極の存在と言えるでしょう」(前出・在米スポーツライター)