植物学者の牧野富太郎の生涯を描くNHKの連続テレビ小説『らんまん』がスタートし、植物にわかにスポットライトが当たっている。現在、東京と千葉の二拠点生活をしている女優の黒谷友香(47才)は、千葉で花や野菜などさまざまな植物を育てている。
「20代の頃、大阪から東京に来て、ひとり暮らしを始めたときから、ベランダにハーブや観葉植物を育てていました。
約25年前、趣味の乗馬を本格的にやりたいと乗馬倶楽部が近くにある千葉の一戸建てを購入。乗馬倶楽部でもタイムやローズマリーなどハーブを中心に数十種くらい植えています。春はチューリップや水仙など。冬はカラフルな花が少なくなるから、寂しくならないようにビオラやパンジーといった色みのある花を植え、ヒヤシンスなどの球根を植えて春を待ちます。
球根って健気で、一度植えると土の中で増え、毎年、花を咲かせます。その成長を見守るのがとても楽しいんですよ」(黒谷・以下同)
心から植物を愛する性分のため、植物園に行っても“ガーデナー”の血が騒ぐという。
「植物園にはいろんなお花や植物が植えらえていますが、色合いやデザイン、花の高低差をどのようにしてつけているのか、参考にしながら、植物園を回るのが楽しいんです」
さらに目がいくのは、植物園で働くスタッフの仕事ぶりだとか。
「自然に咲く花も好きですが、植物園で見るツツジやチューリップなどのお花畑も大好きです。そのお花畑がきれいなのは、園芸のプロたちによって、一つひとつ手入れがされているから。その苦労によってきれいに咲いている植物を見て、“私も頑張ろう!”と、いつもパワーをもらっています」
【プロフィール】
黒谷友香(くろたに・ともか)/1975年生まれ。1995年、映画『BOXER JOE』で俳優デビュー。ドラマ、映画で活躍する一方で、東京と千葉の二拠点生活にまつわる情報もメディアで発信。趣味は乗馬とDIY。
女性セブン2023年4月20日号