連日のようにエンゼルスの大谷翔平(28才)のニュースが日本中を駆け巡っている。投打の活躍で、日本だけでなく米国でも大谷がトップニュースで報じられているようだ。
そんな傑出した活躍に、SNSでは「WBCでも二刀流であんなにフル回転したのに、何で疲れていないの?」、「本当に宇宙人?」などと、日米両国のファンから、その体力のすごさも指摘されている。日本中を沸かせたWBC決勝(現地時間3月21日)の翌日には、約5時間の飛行機移動でエンゼルスに合流。オープン戦にも出場して、わずか9日後の開幕戦からも快刀乱麻の活躍なのだから、そんな声も当然だろう。
一体、どんな秘訣があるのか? 3月4日のスポニチでは、エンゼルスの寺田庸一トレーナー兼マッサージセラピスト(45才)が「WBCからチームのキャンプ地に合流した翌23日は、施設内に約4時間こもったが、そのうち3時間くらいはずっと体のケアをしていました。(さすがに)疲れていましたね」と明かした。
また、本人も「毎日9時間は寝ています」と告白。CMキャラクターも務める寝具メーカー西川のマットレス「AiR SX」を愛用していて、航空機での長距離移動の際も持ち込むほどに、こだわっている。
そして、何といっても最も落ち着いて疲れを取る場所は、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の、日本人が多く住む治安の良い街アーバインにある自宅である。
3月27日の米経済誌フォーブス(電子版)の発表した米大リーグ選手の今季の総収入ランキングでは、堂々1位の約6500万ドル。日本円で、実に約85億1500万円を稼いでいるにもかかわらず、家賃は月約50万円の邸宅だ。ある在米スポーツライターは「もう皆さんもご存知の通りに、ご本人が豪勢な暮らしに全く興味が無いのです。プライベートがしっかり守られて、心身を癒すことのできる設備があれば、それで十分なようです」と話す。
睡眠や食事と同じく、疲労回復のためにこだわっているのが、入浴だという。その米国の自宅のバルコニーと、シーズンオフに過ごす都内のタワーマンションの自宅のどちらにもジャグジーが備わっている。
「東京のタワマンはジェットバス機能がついているようです。“趣味は睡眠”という大谷選手ですが、お風呂はこだわりが詰まっているように思いますね。大谷選手の故郷・岩手県奥州市は、東北で指折りの温泉地。日本ハム時代も、遠征試合のついでに、全国の温泉を幾つも訪れていたようです」(スポーツ紙記者)