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のん、ピエール瀧の姿をシルエットにしたNHK『あまちゃん』再放送告知にファンの怒り爆発

『あまちゃん』再放送にファンから歓喜の声が上がったものの…(時事通信フォト)

『あまちゃん』再放送にファンから歓喜の声が上がったものの…(時事通信フォト)

 NHK朝ドラ史上屈指の名作と言われる『あまちゃん』(2013年)の再放送が4月3日よりBSプレミアム・BS4Kでスタートした。同作品は、宮藤官九郎によるオリジナル脚本で、のん(29)演じる東京で生まれ育った女子高生・天野アキが故郷の岩手県・北三陸に行き、挫折や奮起を経験しながら地元のアイドルとして活躍し成長していくというストーリー。ドラマ内で生まれた「じぇじぇじぇ」のセリフは同年の流行語大賞を獲得し、社会現象となる一大ブームを巻き起こした。

 そんな人気作でありながらも2015年に一度放送されて以来、現在にいたるまで長らく再放送がなく、それだけに今回は待ちわびていたファンから歓喜の声が上がっていた。しかし、その熱狂の陰では物議を醸す騒動が起きていた。テレビ誌ライターが言う。

「放送が目前に迫った4月1日、『NHKアーカイブス』のSNS公式アカウントに投稿された告知記事の出演者の欄に、のんさんと、アキが上京した際、よく通っていた鮨屋の大将役のピエール瀧さん(55)の2人だけ写真がなく、シルエットにされていたのです」

 主人公の母親を演じた小泉今日子(57)や祖母役の宮本信子(78)ら主要キャストの写真がずらりと並ぶ中で、2人だけ写真がないという状態だったのだ。

 のんといえば同作で一躍ブレイクし国民的女優となるも、直後に所属していた大手事務所から独立。その際には事務所との“泥沼トラブル”が報じられ、本名の能年玲奈から現在の「のん」へと改名。人気絶頂期でありながらも地上波への出演がなくなる騒動へと発展していた。

 一方のピエール瀧は、2019年3月にコカイン使用容疑で逮捕。その後の6月には麻薬取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、当時出演していたドラマはすべて降板。CMも打ち切りとなっている。

「瀧さんに関しては事件化しているため、掲載に気を遣うというのはまだわかるとしても、のんさんは何も不祥事を起こしたわけではない。そのためネットでは『どうして主役の写真が出てないのか納得できる説明をください!!』『この状況を論理的に説明できますか!? これだからNHKは信用出来ないんです こんなところに受信料は払いたくない!!!』とファンの怒りが爆発する事態となりました」(同前)

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