一体どこへ──。双子タレント「おすぎとピーコ」の兄・ピーコ(78)の行方がわからなくなったと『週刊女性』が報じた。「3月下旬、警察が“ピーコさんはここに住んでいますか?”と訪ねてきた」といった近隣住民の発言を伝えている。ピーコの姿が見えないため、自宅マンションの管理人が代理人弁護士の許可を取った上で部屋に入ったところ、テレビもエアコンもつけっぱなしだったという。
おすぎとピーコの晩年については、2022年5月に『女性セブン』が「『50年ぶり同居で老々介護』の顛末」として報じている。
ピーコは、神奈川県横浜市内のマンションで一人暮らしをしていたが、この家は弟のおすぎ(78)が、姉から相続したものだった。福岡を拠点にしていたおすぎが体調不良のため引っ越してきて、兄弟一緒に暮らし始めたのが2021年の秋頃。しかし「老老介護」生活は長くは続かなかった。もともとおすぎに認知症の初期段階のような兆候が見られたことで始まった同居だったが、ピーコにも同じような症状が出てきたのだ。
当時、『女性セブン』の取材に対して、2人の共通の知人がこのように答えていた。
「記憶力が落ちていき、お互いに感情の起伏が激しくなって、毎日のようにけんかをしていました。時にピーコさんが、おすぎさんを“いますぐ出て行け!”と自宅から追い出すこともありました。行くあてもなく街を徘徊するおすぎさんを警察が保護することが続き、“これ以上は一緒に住めない”という状況になったのが、2022年2月ぐらいです」(2人の共通の知人)
おすぎは近隣の高齢者施設に入居し、ピーコは横浜の自宅に残った。とはいえピーコも決して万全の体調ではない。