国内

「一票入れてあげてね」……お騒がせ京都“美人すぎる市議”の支援者が“選挙違反インスタ投稿”疑惑

山集氏

山集麻衣子氏の選挙直前のお騒がせ疑惑も明らかに(写真はFacebookより)

 4月9日に投開票された統一地方選前半戦は、“なりすましビラ”問題で辞職したの元福岡市議や、“甲子園で喫煙&タクシー内で暴言”で辞職した元熊本県議など、お騒がせ候補者が続々と落選した。昨年12月、「政治とカネ」にまつわる疑惑が報じられた自民党の京都市議・山集(やまず)麻衣子氏の“選挙買収”疑惑についてNEWSポストセブンで報じたが、その山集氏も落選となった。だが、選挙直前にもお騒がせぶりを発揮していたという。

 インスタグラムのストーリーズ(24時間で自動的に消える投稿)に“問題投稿”が行なわれたのは、3月13日16時のことだった。

〈色々と、物議を呼んでる渦中の自民党ですが…そんな中所属してはる やまずまいこ京都市議会議員さんの応援に来ております。

 もし、私のフォローをいただいてる方で、下京区にお住いのお家で眠っていることになるであろう 統一選挙の投票券があれば…一票入れてあげてね。〉

 着物を着た山集氏とのツーショット写真とともに、そう投稿したのはX氏だ。X氏は山集氏を熱心に応援する地元の有力支援者だという。全国紙社会部記者が語る。

「X氏のストーリーが流れてきて、関係者はビックリ仰天したのです。告示日前に投票を呼び掛ける行動は公職選挙法上の『事前運動の禁止』に抵触する。X氏は山集氏の選挙時には事務所に詰めるなどして熱心に選挙を応援している有力支援者です。インスタのストーリーズが流れた前日には山集氏の決起集会が開かれたばかりで、その直後にSNSで投票を呼び掛けるストーリーを流したのです。これまでもたびたびスキャンダルが報じられている山集氏ですが、『今度は選挙違反疑惑か!』と地元メディア関係者は騒然となったのです」

 山集氏と言えば、京都政界屈指のお騒がせ議員として知られていた。昨年、地元紙・京都新聞が「山集麻衣子京都市議が政務活動費支出の駐車場に自家用車 車庫証明は来客用」と報じ、疑惑を追及された。不透明な政治活動費とともに話題になったのは、フィアットやベンツなどの高級外車を乗り回すそのセレブぶりだった。

 NEWSポストセブンでも「ベンツ・フィアットを乗り回す自民党・京都女性市議 政務活動費流用に続き“選挙買収”疑惑も」(2022年12月9日配信)と報じている。同年12月25日にはFRIDAYデジタルでも「『自由恋愛やろ』”政治とカネ疑惑”が報じられた京都”美人すぎる市議”の『男性問題&警察トラブル』」という記事が配信され、奔放な私生活と男性とのトラブルの存在などが明らかになった。自民党関係者はこう語る。

「山集氏は地域政党を除名された後に自民党に転じた変わり種で、小柄で“美人すぎる市議”と呼ばれるビジュアルと、その奔放なキャラクターから地元政界でついたあだ名は“京都の矢口真理”。京都府連会長である西田昌司参議院議員からはなぜか目をかけられており、統一地方選挙前に行われた自民党決起大会では、他の地方議員を差し置いて山集氏が司会に抜擢されるなど寵愛を受けていました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
チェーン店ではない昔ながらのレトロな喫茶店は日本の若者だけでなくインバウンド客からも人気を集めている(写真提供/イメージマート)
インバウンド客が行列をつくる「レトロな喫茶店」 マスターが悩まされる支払いトラブル「ドルしかない」客に「コンビニでおろしてきて」と伝えても「十中八九、戻ってこない」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
事件は、琵琶湖からほど近い滋賀県長浜市の閑静な住宅街で起きた(時事通信フォト)
「死んじゃうんじゃないの、なんて冗談を…」裁判所事務官の“黄色い家”の冷凍庫から女性遺体 証言で浮かび上がった“奇妙な家族関係”《事件の端緒はある夫婦の遺書》
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン