芸能

K-POPシーン大注目のガールズグループ「NewJeans」“親しみやすくもハイレベル”な魅力

NewJeans(写真/アフロ)

韓国の多国籍5人組ガールズグループ。「いつ着ても飽きないジーンズのような時代のアイコンになるNew Genes(新しい遺伝子)」を目指して2022年7月にデビューした(写真/アフロ)

 2022年7月にデビューしたNewJeansは、韓国の多国籍5人組ガールズグループ。「いつ着ても飽きないジーンズのような時代のアイコンになるNew Genes(新しい遺伝子)」を目指すグループだ。大注目の彼女たちをまだ知らないという人のために、“K−POP番長”と呼ばれる音楽ライターまつもとたくおさんに、その魅力を解説してもらった。

 * * *
 昨夏にデビューし、出した曲はいずれも大ヒット。音楽だけでなくビジュアル面でも人気があり、韓国のセレクトショップ・MUSINSA(ムシンサ)のグローバルアンバサダーに就任したり、3月の東京ガールズコレクションの舞台に登場したりと、注目度の高さはほかのK-POPアイドルの比ではありません。

 新人でこれほどの存在感を発揮できたのは、ミン・ヒジンという敏腕女性ディレクターの存在が大きい。少女時代など多くのアイドルを独自のセンスで磨き上げスターダムへ導いた実績を持ち、その手腕を買われてBTSが所属する事務所に入りました。そこで自身が立ち上げたレーベルの第1弾アーティストがNewJeansだったわけです。

 レトロでセンスのいいサウンドを心掛け、なおかつ口ずさみたくなるメロディーを重視。ダンスは誰もが真似したくなるような振りを取り入れながらも、難易度はかなり高めに。こうして出来上がった“親しみやすくもハイレベルなグループ”は幅広い層に愛され、国境を超えた人気を獲得したのは当然と言えるでしょう。彼女たちの魅力満載のヒット曲『Ditto』や〈コカコーラおいしい〉と連呼する最新ナンバー『Zero』がおすすめです。

(共同通信社)

BTSが所属する韓国の大手事務所HYBEの新レーベル『ADOR』から誕生したNewJeans。中には過去BTSのMVにも出演していたメンバーも(共同通信社)

【プロフィール】
まつもとたくお/韓国の音楽事情に詳しく“K-POP番長”と呼ばれる音楽ライター。『ミュージック・マガジン』などに寄稿し、『韓流ぴあ』や『ジャズ批評』、『ハングルッ!ナビ』などで連載を持つ。LOVE FM、LuckyFMなどラジオ番組にも出演中。自身が監修した書籍『アーバン・Kポップ』(ミュージック・マガジン)が発売中。

※女性セブン2023年4月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2日間連続で同じブランドのイヤリングをお召しに(2025年5月20日・21日、撮影/JMPA)
《“完売”の人気ぶり》佳子さまが2日連続で着用された「5000円以下」美濃焼イヤリング  “眞子さんのセットアップ”と色を合わせる絶妙コーデも
NEWSポストセブン
石川県を訪問された愛子さま(2025年5月18日、時事通信フォト)
「バッグのファスナーをすべて開けて検査」愛子さま“つきまとい騒動”で能登訪問に漂っていた“緊張感”
NEWSポストセブン
逮捕された不動産投資会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛容疑者
《無理やり口に…》レーサム元会長が開いた“薬物性接待パーティー”の中身、参加した国立女子大生への報酬は破格の「1日300万円」【違法薬物事件で逮捕】
週刊ポスト
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さんが第1子出産》小室圭さんが母・佳代さんから受け継ぐ“おふくろの味”は「マッシュポテト」 関係者が明かす“佳代さんの意外な料理歴”とは
NEWSポストセブン
群馬県草津町の黒岩信忠町長、町長からわいせつ被害を受けたという嘘の告訴をした元町議の新井祥子被告
「ずるずるずるずる、嘘を重ねてしまいました」…草津町長への“性被害でっち上げ” 元女性町議が裁判で語った“発言がどんどん変わった理由
NEWSポストセブン
打順もポジションも固定できずにいる(阿部慎之助監督)
巨人OB・広岡達朗氏、岡本和真の故障離脱は「アクシデントではなく阿部監督による人災です」 守備を固定できず失策数はリーグワーストに
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん明かす「バレーボール愛」と秘かに掲げていた「今年の目標」
NEWSポストセブン
西内まりやがSNSで芸能界引退を発表した(Aflo)
《電撃引退の真相》西内まりや、金銭トラブルの姉と“絶縁”していた…戸籍を抜き、母親とも別居に至った「深刻な事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《RYOKI・三山凌輝が活動休止》結婚予定の趣里、父・水谷豊は“何があっても様々な選択ができるよう”新会社設立の親心
NEWSポストセブン
6月は“毎年絶好調”というデータも(時事通信フォト)
《ホームラン量産モードの大谷翔平》6月は“毎年絶好調”で「月間20本塁打」もあるか? 見えてくる「年間60本塁打」昨季を超える異次元記録
週刊ポスト
秋篠宮と眞子さん夫妻の距離感は(左・宮内庁提供、右・女性セブン)
「悠仁さまの成年式延期」は出産控えた姉・眞子さんへの配慮だった可能性「9月開催で眞子さんの“初里帰り”&秋篠宮ご夫妻と“初孫”の対面実現も」
NEWSポストセブン
性的パーティーを主催していたと見られるコムズ被告(Getty Images)
《フリーク・オフ衝撃の実態》「全身常にピカピカに」コムズ被告が女性に命じた“5分おきの全身ベビーオイル塗り直し”、性的人身売買裁判の行方は
NEWSポストセブン