テレビ各局の4月改編で番組ラインナップが一新。各局の「朝・昼・夜の顔」となる女性アナウンサーの顔ぶれも変わった。そこで、テレビをウォッチする10人の識者に、各局の「朝の顔」について、ランク付けしてもらった。
【投票した人】
安彦拓郎(芸能記者)、上杉純也(女性アナに詳しいライター)、碓井広義(メディア文化評論家)、木村隆志(コラムニスト)、鎮目博道(テレビプロデューサー)、島本拓(女性アナに詳しいライター)、松本佳子(芸能リポーター)、丸山大次郎(女子アナウオッチャー)、三杉武(芸能評論家)、山田美保子(放送作家)の各氏。各識者が順位を付けて投票。ポイントは1位が10点、2位が9点、3位が8点、4位が7点、5位が6点とする。「点数」の項目はその合計点を示している。
女性アナの「朝の顔」、余裕の1位となったのは『ZIP!』(日本テレビ系)の水卜麻美アナ(36)。島本氏が言う。
「1時間拡大して3時間超の生放送になりましたが、安定感は変わらない。俳優・中村倫也さん(36)との結婚報告も、スタジオに中村さんがサプライズ出演してのろけ合う姿が彼女らしくて、むしろ好感度が上がった」
松本氏も「コメントが臨機応変で頭が切れる」とその実力を高く評価する。さらに、
「朝に相応しい明るさ、朗らかさ、安定したアナウンス力、気遣い、日テレ愛……、こんな完璧なアナウンサーはいない」(山田氏)
「多方面からの祝福コメントを見れば日テレの顔というよりも、もはや女子アナの顔にふさわしい」(木村氏)
といったコメントも寄せられた。
水卜アナに食らいつくのは、『あさイチ』(NHK)の鈴木奈穂子アナ(41)。彼女が番組で見せる“素顔”に好感を持つファンは多い。碓井氏が語る。
「感情表現が豊かで気取らない。地続きの場所にいてくれる親近感はピカイチ。朝、彼女の顔を見ると“今日も元気にいこう!”と前向きになる」