国内

佳子さま、10億円豪邸での一人暮らしの誤算 職員と顔を合わせる日々、紀子さまは来客情報を把握か

単独で地方公務にお出ましになることも増えている(3月、茨城県水戸市。写真/JMPA)

単独で地方公務にお出ましになることも増えている(3月、茨城県水戸市。写真/JMPA)

 念願叶って手に入れた空間も、理想と現実には大きなギャップがあるようだ。成年皇族として数多くの公務を担われ、ご多忙の日々を送られる佳子さまにとって、安息の地はどこにあるのか──。

 秋篠宮家の次女・佳子さまは、「全日本ろうあ連盟」の非常勤の嘱託職員として働かれている。母・紀子さまが長らく手話に親しまれ、ご自身も「高校生の手話によるスピーチコンテスト」などにお出ましになって研鑽を積まれるなどし、2021年5月、ご自身のご希望もあって勤務がスタートした。宮内庁関係者が話す。

「勤務は1年ごとの契約で、この4月にも契約を更新されました。勤務はテレワークで、週3回ほどといいます。佳子さまはさまざまな団体の名誉職などにも名を連ねていますが、ろうあ連盟での活動を、皇族としてのご自身の“仕事”として大事になさっているのでしょう」

 コロナ禍が一応の収まりを見せ、公務が増える中、佳子さまは数少ない成年皇族として多くの公務に励まれている。そのほとんどが、おひとりでのお出ましだ。

 新年一般参賀など天皇陛下や皇族方が一堂に会する場を除いて、秋篠宮ご夫妻に同行されるケースはめっきり減った。4月には秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが、熊本に家族旅行にお出かけになったが、ご一家の旅行にもご一緒されないのだ。佳子さまの“親離れ”ぶりはお住まい事情にも見てとれる。

「秋篠宮ご一家は、改築が済んだ新・秋篠宮邸へ、この3月いっぱいをめどにお引っ越しされる予定でした。ご夫妻と悠仁さまはスケジュール通りに転居された一方で、佳子さまは、仮住まいであったはずの『御仮寓所』にそのまま残られて、ひとり暮らしをスタートされているようです」(皇室ジャーナリスト)

 佳子さまの御仮寓所の居残りの原因は、「佳子さまと紀子さまの母子の亀裂」だとみる向きもある。一方で、「佳子さまのご多忙さゆえ」と説明する別の宮内庁関係者もいる。

「天皇陛下やほかの皇族方同様、佳子さまも公務に臨まれる際には事前に関連する資料や書物を読み込まれます。担われる公務が増えれば増えるほど、事前準備に割かなければならない時間は延びていくので大変です。ご両親との関係うんぬんよりも、単純に荷物をまとめるなどの引っ越し準備の時間が取れなかったからですよ」

御仮寓所で職員と顔を合わせる

 念願のひとり暮らしの実現で公務にも邁進される佳子さまだが、思い描かれた理想の暮らしとはズレもあるようだ。

「もともと御仮寓所は、ご一家が退去されてからは職員の事務室や収蔵庫として活用される想定で、そのために約9億8000万円ものお金をかけて新築されました。佳子さまが御仮寓所にひとり残られたからといって、宮内庁の施設としての機能を除外するわけにはいきません」(皇室記者)

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン