4月上旬、都内の繁華街にあるディスカウントショップから、1人のスマートなイケメンが出てきた。グレーの帽子に大きなマスクを着用していても、キリッとした端正な目元だけで、その男前ぶりが溢れている。目下、ドラマにバラエティーにと引っ張りだこの高杉真宙(26才)だ。
この日の服装は、決して派手ではないが、ライトブルーの長袖のシャツがさりげないオシャレを感じさせる。スウェーデンのスケーター、ポンタス・アルブ氏が手掛けるスケボーブランド「ポーラー・スケートボード・カンパニー」のものだ。
ある映画関係者は「そういえば、高杉さんは4年ほど前に、吉岡里帆さん主演の韓流サスペンス映画のリメイク版『見えない目撃者』で、スケボー少年役を演じていましたね。当時の取材でスケボーを猛特訓したことを明かされていました」と振り返る。特技となったスケボーが、ファッションにも影響を及ぼしていたのだろうか。
高杉には今、飛躍のチャンスが訪れている。4月21日と6月30日に立て続けに2本公開される大ヒット映画の続編『東京リベンジャーズ2』に出演する。人気俳優の北村匠海(25才)や山田裕貴(32才)、吉沢亮(29才)に交じって、奮闘しているという。前出の映画関係者は「イケメンヤンキー映画の見どころは、主要キャストだけじゃありません。脇を固める俳優陣も次のスター候補生たちの宝庫で、女性客たちの多くは、新たな推しメンを探していますよ」と話した。
小学校6年生のときに、地元熊本の花火大会で、美少女と間違えられてスカウトされて芸能界デビュー。17才の時には、イケメン俳優の登竜門・仮面ライダーシリーズの『仮面ライダー鎧武/ガイム』でライダー役を演じるなど、順風満帆だった。
所属先は、全国津々浦々で美少女をスカウティングして、堀北真希や黒木メイサ、桐谷美玲ら人気俳優を輩出してきた芸能プロダクション。そこを2021年4月に若くして独立すると、さらに多忙を極めるようになった。