スポーツ

大谷翔平「投げる時と打つ時どっちが楽しい?」 400勝投手・金田正一さんの問いに本人が出した「超一流の答え」

2015年のキャンプで行なわれた対談では、大谷のナイスガイぶりに金田さんも相好を崩していた

2015年のキャンプで行なわれた対談では、大谷のナイスガイぶりに金田さんも相好を崩していた

 エンゼルス・大谷翔平(28)が投打で存在感を見せ、快進撃を続けている。FAとなる今オフには、総額800億円とも1000億円ともいわれる契約を結ぶと囁かれる。メッツ、ドジャース、ヤンキースなどメジャーの名門球団が獲得に乗り出すとも報じられており、二刀流の選手として立場を確立している。

 野球ファンのみならず、同じ選手やOBからも称賛の声が送られているが、日本プロ野球史上唯一の400勝投手の“カネやん”こと金田正一さんも、大谷の能力を高く評価していた。金田さんは大谷がエンゼルスに移籍して2年目の2019年10月に亡くなった。メジャー1年目の大谷は野手として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁、投手として10試合に登板して4勝2敗、防御率3.31の成績を残し新人王を獲得したが、1年目のオフにトミー・ジョン手術を受けたことで、2年目は打者のみの出場にとどまっていた。

 金田さんは大谷の二刀流に関して「(投手に)専念すれば毎年20勝するのに……」とする“投手派”だったが、その後、メジャーで二刀流として大活躍し、リーグMVPを獲得する姿を見ていたら、なんとコメントしただろうか。金田さんはピッチャーとして球史に残る金字塔の記録を打ち立てた一方で、投手としての本塁打記録(38本。うち代打本塁打2本)も保持していた“日本球界の元祖・二刀流”とも言える選手だった。

 そんな2人が直接対談する機会を持ったのは、大谷が日本ハム入団3年目の春季キャンプでのことだ。その模様は本誌・週刊ポスト2015年3月13日号に掲載されたが、未掲載分も含めて当時の対談内容を掘り起こすと、改めて金田さんが投手・大谷に大きな期待を寄せいていたことがわかり、大谷が二刀流に強い思いを抱いていたことも窺える。

関連記事

トピックス

地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン