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堤真一&高橋克実、居酒屋のテレビで野球観戦 堤の「チャンネル変えてもいいですか」で阪神戦にチェンジ

舞台では、高橋(右)が三男、堤(左)が四男を演じる。長男は水谷豊、次男は段田安則

舞台では、高橋(右)が三男、堤(左)が四男を演じる。長男は水谷豊、次男は段田安則

 若者たちで賑わう都内の繁華街。4月のある夜、話し込みながら通りを歩く2人の男性がいた。堤真一(58才)と高橋克実(62才)だ。堤は白いニット帽、白いTシャツ、黒いカーディガンにカーキのパンツ、高橋は黒いキャップ、ライダースジャケットに黒いスキニーという地味な服装だからか、道行く人が、彼らに気づく様子はない。

 この日、2人は舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』に出演。終演後、劇場を後にし、肩を並べて裏路地に繰り出した。向かったのは、堤の出演映画『ALWAYS三丁目の夕日』に出てきそうな昭和の香りがする、赤ちょうちんが店先につるされた居酒屋だった。ここは2人の行きつけのようで、堤と高橋は乾杯すると、慣れた様子でぬか漬け、やきとん、枝豆などのつまみを注文し始めた。

「堤さんと高橋さんは、同じ芸能事務所に所属し、多くの共演歴があります。プライベートでも同じ年頃の子供を2人持つ父親で、酒好きということもあり、よく飲む仲だそうですよ」(芸能関係者)

 4人掛けのテーブル席に座ったにもかかわらず、なぜか向かい合わせではなく横並びに座る堤と高橋。共に演技派とあって、演技論を熱く語り合うのでは……と思いきや、2人が食い入るように見つめていたのは、店内のテレビだった。プロ野球・巨人対横浜DeNAベイスターズの中継を見ながら、酒をグビグビと飲み干していく。すぐに堤は試合に集中、高橋が話を振っても、目線はずっとテレビを見つめたままだ。

 試合が終わった瞬間、堤が驚きの行動に出た。店の女将に「野球が終わったんで、チャンネル変えてもいいですか」と声をかけ、リモコンをゲットしたのだ。同時に周囲の客に「チャンネルを変えてもいいですか」と尋ねる気配りも忘れない。声をかけられた客は、驚いたのか彼らを二度見した。

 チャンネル支配権を手に入れた堤。ドラマやバラエティーでも見るのだろうか──客らが注目するなか、テレビに映されたのは、なんとBSで放送されていたプロ野球・阪神タイガース対広島カープの中継だった。

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