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「私は令和の麻原彰晃」「父親は暴力団幹部」逮捕の山本深雪容疑者(25)はバイト先でもキレてバックレた

山本容疑者(自身のTwitterより)

山本容疑者(自身のTwitterより)

 Twitterに「船橋駅構内にサリンをばら撒きます」と書き込んだとして、千葉県船橋市内の自称無職、山本深雪容疑者(25)が偽計業務妨害で逮捕された。

 山本容疑者は4月30日午前11時25分ごろ、Twitterに「本日の13時丁度に、船橋駅構内にサリンをばら撒きます。私は令和の麻原彰晃です」と投稿。さらに「警察の皆さん、是非全力で警備に当たって下さいね。もしこれでも動かないようであれば、私は警察を無価値な存在だと全国に発信します」と警察を煽るような発言も続いていた。投稿後にユーザーから批判が相次ぎ、ツイートを削除したが逮捕に至った。

 山本容疑者は4月の船橋市議会議員選挙に無所属で立候補したが、立候補者73人中72位で落選。得票数は316票だった。訴えていた政策は、「受動喫煙をなくす」「コロナ対策のすべてに反対」といったもので、とくにコロナ対策については「PCR検査陽性者は感染者ではありません」「コロナワクチンは大変危険です」と公約で主張。選挙戦中もノーマスクで活動していて、その理由についても「あんなね、感染予防効果のないマスク、着用しているとデメリットのあるマスク。そんなのをわざわざこちらがする必要はまったくありません」とYouTubeで発信していた。

 また、逮捕前からTwitterで「父親は有名暴力団幹部」「家族でシノギ(暴力団の経済活動)を手伝っていた」などと発言を繰り返していたため、たびたび炎上を起こしていた。他のユーザーと口論になった際には「まあせいぜい背後に気をつけろよ。簡単に終わらせてやるから」「別にホームから突き落としたって、車でお前に突っ込んだって、何でも良いんだぜ?」などと脅迫めいた言動を行なったこともあった。こういった投稿を繰り返していたからか、山本容疑者は自ら選挙活動中にトラブルにあったことも明かしている。

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