「フリーアナ全盛期」を迎えているアナウンサー業界。人気の局アナがフリーに転身したら、会社員時代と比べて年間ギャラが大きく跳ね上がるケースも少なくない。そうしたなかで、今後の去就が注目されているのが、テレビ朝日の弘中綾香アナ(32)だ。
「MCを務める『あざとくて何が悪いの?』の“生みの親”であるプロデューサーが退社してAmazonに転職し、局内でも放送を続けるか揺れています。弘中アナにとっては愛着のある番組だったので、打ち切りとなれば局アナを続けるモチベーションの低下にもつながりかねない。ただでさえ昨年9月の結婚以来、フリー転身説が根強く囁かれており、予断を許しません」(テレ朝関係者)
本誌・週刊ポストはは大手広告代理店が作成した現フリーアナのCMギャラ表を入手。それを元に、代理店とテレビ関係者に出演番組などを合わせた年間ギャラを算出してもらったところ、トップは田中みな実アナ(36)で年間1億5000万円。次いでホラン千秋(34)が1億1000万円、4月半ばに結婚を発表した新井恵理那アナ(33)が8750万円で3番手につけた。
このフリーアナのギャラを参考に、大手広告代理店関係者が査定したところ、弘中アナの年間ギャラは「1億5000億円」に。人気局アナのなかでもトップ3に入るほどの“市場価値”に。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「フリー転身の最大の利点は、局アナ時代の何倍もの収入が得られること。CMや俳優業、モデルなど、才能さえあれば仕事の幅も大きく広がります。また、会社に縛られることなく、プライベートも仕事も充実させることができるのでワークライフバランスを整えられる」
はたして弘中アナはどう動く。
※週刊ポスト2023年5月19日号