仲間たちと芝居の話をしながらお酒を楽しむ「居酒屋・ますや」を自宅マンションの隣室で月2回ほど開催している俳優・升毅。そんな升が、こだわりが詰まった「焼きワンタン」を振る舞ってくれた。升が語る。
「ワンタンといえば茹でるのが定番ですが、焼いても美味しいんです。餃子の皮より薄いので包む時に皮の縁に水をつける必要もなく、簡単に作れるのも嬉しいポイント。『ますや』のこだわりは、具材ににんにくの芽を入れることと、餡に下味をしっかりつけること。
ごま油でパリパリに焼き上げたら、レモンを絞って食べます。ビールやハイボールによく合いますよ」
そんな升の特製レシピを、紹介しよう。
パリパリの皮とジューシーな餡のハーモニー「焼きワンタン」
■材料(10個分)
にんにくの芽…25g
豚ひき肉…100g
ワンタンの皮…10枚
A[塩…1つまみ、こしょう…少々、チューブのしょうが…小さじ1、ごま油…小さじ1/2、オイスターソース…小さじ1、しょうゆ…小さじ1、酒…小さじ1、片栗粉…小さじ1/2]
ごま油…大さじ1
水…30ml
■作り方
(1)にんにくの芽を2~3mm幅の小口切りにする。
(2)ボウルに豚ひき肉と(1)、[A]を入れ、よく混ぜる。
(3)(2)を10等分し、ワンタンの皮で包む。包み方は、餡をのせた皮を三角形に折って閉じる。
(4)フライパンにごま油を熱し、中火で(3)を焼く。焼き目がついたら水を差し、ふたをして弱火~中火で5~6分蒸し焼きにする。火が通ったら皿に盛り、お好みでレモンを絞って食す。
【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ、東京都出身。1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画チャンネルNECOで放送中。
■YouTubeで升毅の料理動画公開中(https://youtu.be/qZb5rwrSu9w)
撮影/新山貴一
※週刊ポスト2023年5月19日号