芸能

布袋寅泰、高橋まことを“公開説教”でBOOWY再結成は絶望的「布袋と氷室の仲を取り持てるのは高橋しかいない」

(時事通信フォト)

再び決別(時事通信フォト)

《何も知らずに言うこと言うな。》──5月3日、こう怒りのツイートをしたのは元BOOWY(「BOOWY」の3文字目は、ストローク符号付きのO)のギタリスト・布袋寅泰(61才)。矛先が向けられたのは、同バンドのドラマー・高橋まこと(69才)だ。騒動のきっかけは4月29日に高橋が《もうこの三流国日本には五輪も万博も要らねえよ》とツイートしたことだった。

「2021年の東京オリンピック・パラリンピックはその後、利権絡みの汚職が次々と発覚し、2025年に開催予定の大阪・関西万博もコスト面などさまざまな問題点が指摘されています。

 そうした背景から、高橋さんはツイートしたようで、同調する声は日を追うごとに増えていました。すると布袋さんが、高橋さんのツイートに返信する形で《何も知らずに〜》と苦言を呈したんです。布袋さんは東京パラリンピックの開会式でギターを披露しましたから、黙ってはいられなかったのでしょう。元メンバー同士の生々しいバトルは、あっという間に布袋さんの“公開説教”だと話題になりました」(芸能関係者)

 しかし布袋は騒動が大きくなった翌日に、当該ツイートをひっそりと削除。一方の高橋は、その後も《やっぱりおいらはものを申さないといけないと感じました》と、政治や行政に対する“言論活動”を続けている。

「近年の高橋さんは、政治に対し攻撃的な発言が目立ちます。ロッカーとしての反骨精神なのでしょうか。ある有名芸人さんにも“腐れ芸人”と噛みついたり……布袋さんとのバトルが今後どうなるのかわかりませんが、2人の決別は決定的という声も聞こえます」(前出・芸能関係者)

 BOOWYファンをざわつかせた今回の騒動は、2人の諍いにとどまらず、さらに大きな問題もはらんでいた──。

 問題を明らかにするには、2人が名を連ねたBOOWYの歴史を振り返る必要がある。1981年に結成されたBOOWYは、布袋と高橋にボーカルの氷室京介(62才)とベースの松井常松(62才)を加えた4人組のロックバンド。

 ヒット曲を連発して1986年には日本武道館での公演を成功させるも、人気絶頂だった1987年12月に突然解散を発表。解散の理由が明かされぬまま、翌年4月にバンド活動を終了した。布袋は自叙伝『秘密』(2006年・幻冬舎刊)に、解散理由を《墓場まで持っていく》と意味深に綴った。

「解散の理由は諸説ありますが、バンドの2本柱だった氷室さんと布袋さんの間にはBOOWY結成初期から“確執”があったといわれています。原因は“女性問題”とされていて、氷室さんは布袋さんの元交際相手とのちに交際したのですが、そのことを布袋さんが面白く思っていなかったようなんです。2人の間には、ずっとわだかまりがあったとされています」(前出・芸能関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン