新緑もまぶしいさわやかなゴールデンウィークの日中、半そでのグレーに赤のポイントがオシャレなワンピース姿で颯爽と歩く、国際政治学者の三浦瑠麗氏(42才)。テレビで見かけることは激減したものの、マスクや帽子、サングラスで顔を隠すことなく堂々と闊歩する様子を見るに、以前と変わらず元気なようだ。濃いめのチークは、コーディネートのアクセントなのだろう。
夫の三浦清志氏(43才)が、自身が代表を務めるコンサルティング会社「トライベイキャピタル」(以下「トライベイ」)に関して、計4億2000万円を横領したとして業務上横領罪で起訴されてから約1か月が過ぎた。
瑠麗氏は、一貫して「私が何も反論を口にしないのは、事件について、投資家との間でトラブルが生じ、横領の疑いをかけられている以上のことを本当に知らないから。夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないこと」という旨を主張している。
ただ、瑠麗氏が代表を務めるシンクタンク「山猫総合研究所」(以下「山猫」)と「トライベイ」は同じ場所にオフィスを構えて、夫婦で両社の株をほぼ半々で保有していると明かしたこともある。4月26日の『FRIDAYデジタル』では、「トライベイ」から「山猫」には、385万円で太陽光発電事業のコンサルティング業務を依頼したり、無担保で計3500万円が貸し付けられたりという利害関係が報じられた。“無関係”の主張とは矛盾する報道が、出始めている。
それでも瑠麗氏は、全くひるむことなく変わらぬセレブ生活ぶりを隠さない。夫が逮捕された当日も、50万円以上もするお気に入りの高級ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のグリーンの派手なロングコート姿で、余裕の笑みを浮かべて永田町のオフィスに出社した。
「毎月の家賃が200万円ともいわれる自宅の高層マンションや軽井沢の別荘も、転居や売却はしてはおらず、夜の繁華街で飲み歩く姿も目撃されています。特捜部が捜査するほどの大きな金銭トラブルがありながら、どこに豪奢な生活を続ける原資があって、いつまで続けられるのか。裁判の行方とともに気になるところです」(テレビ局関係者)
コメンテーターとしては、専門分野である国際政治以外の時事ネタなどにも歯に衣着せぬ物言いをする姿勢が重宝されていた。その強く凛々しい雰囲気は変わらないが、果たして……。夏ごろまでには、清志被告の初公判が始まる予定だ。