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「24時間体制で警察官が張り付いている」市川猿之助は都内病院を退院して警察病院へ

市川猿之助と自宅で検証を続けた捜査員(時事通信フォト)

市川猿之助と自宅で検証を続けた捜査員(時事通信フォト)

 歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が5月19日、救急搬送された都内病院を退院した。

 5月18日午前10時過ぎ、東京都目黒区内にある自宅の半地下で意識がもうろうとした状態で見つかった猿之助。

 同日、自宅で死亡が確認された母親と、搬送先の病院で死亡が確認された父親・市川段四郎さん。翌19日には司法解剖が行われ、ともに死因が「向精神薬中毒の疑い」だと警視庁が公表した。今後、両親の血液を調べ、体内から発見された薬物の成分を鑑定するという。

 一方で、目黒区内の自宅では現場検証も入念に行われた。18日に続き、19日の日中にも複数の職員が出入りし、午後4時45分ごろ、押収品が入っているとみられる段ボール箱が6箱ほど運び出された。複数のスマートフォンなどが押収されているという。またこのほか自宅には遺書も見つかっている。捜査関係者が明かす。

「まずは、キャンバスに手書きで書かれた遺書のようなもの。そして、猿之助さんが書いたとみられる書き置き。遺産相続に関する内容で、親族以外に相続するような趣旨の内容だった」

 猿之助は今、何を思うのか。直近の様子を社会部記者が明かす。

「都内病院では24時間体制で、2名の警察官が交代しながら猿之助さんに張り付いて監視している状況でした。緊急搬送された当日は、都内の病院に酸素マスクをつけて搬送されていましたが、意識自体はあった。ただ、本人はまだ言葉がしっかりと出てこない状況。警察病院に移動させて、管理を厳重に行いながら回復の様子を見て聴取を行なう予定だと聞きます」

 自宅には薬の空き瓶などが見つかっておらず、また土足の跡なども確認できていない。今回の死因について第三者の介在はなかったとみて、警察は捜査を進めている。

 回復した猿之助は警察に何を語るのか。

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