5月13日、紀子さまは、大聖寺文化・護友会総会出席のため京都府にお出ましになった。大聖寺は、皇室ゆかりの品々を多数所蔵しており、文化・護友会は、支援団体として文化継承に努めている。
「紀子さまは、2015年に同会の名誉総裁に就任されました。今回は総会のあと、『煎茶の会』にも出席されたそうです。新緑の京都で、大いにリフレッシュされたことでしょう」(宮内庁関係者)
少しさかのぼって11日には、東京の赤坂御用地内の赤坂御苑で園遊会に臨まれた紀子さま。その4日前には、天皇陛下の「ご差遣」として英チャールズ国王の戴冠式出席のために訪れていたイギリスから帰国されたばかりだった。疲弊してしまいそうな過密日程だが、紀子さまは笑顔で振る舞われたという。その背景には、ひとえに英国訪問の充実感があるそうだ。
「紀子さまは戴冠式に際し、数か月前から入念な準備をされていたと聞いています。出国前から溢れんばかりの笑みを浮かべられていましたから、自信を持たれていたのでしょう。戴冠式の際にお召しになっていた薄いピンクの三つ紋の訪問着は、各所で話題を呼びました」(前出・宮内庁関係者)
英国滞在は2泊4日の弾丸日程だったが、ご宿泊されたのはロンドン中心部にある「クラリッジズ」というセレブ御用達の超VIPホテルだった。
「秋篠宮ご夫妻は、フロアの一画を貸し切りにして、関係者全員をクラリッジズに宿泊させていたそうです。クラリッジズは、一番狭い“普通”の部屋でも、現在のレートでは1人1泊約16万円かかります。秋篠宮ご夫妻と同じフロアの一画となれば、部屋のランクが数段跳ね上がるのは想像に難くない」(皇室ジャーナリスト)
「クラリッジズ」は、昨年のエリザベス女王の国葬の際、天皇皇后両陛下も2泊利用されたが、「計4部屋を利用して、約1300万円。1泊1人100万円程度でした」(前出・別の宮内庁関係者)。
『テレ東BIZ』によれば、今回の宿泊費用は《レートの変動にもよりますが、単純計算すると、例えば12部屋だったら3000~4000万円。警備の人がもう少しいて、仮に20部屋押さえていれば5000~6000万円》と試算されるという。