土俵の屋根の上に「満員御礼」の垂れ幕が下げられた大相撲夏場所初日(5月14日)。東京・墨田区の両国国技館に押し寄せた観客のなかに、あの川口春奈(28才)の姿があった。
「白のトレーナーに黒のキャップ、髪は後ろに結ぶだけのシンプルな格好でしたけど、オーラは隠し切れないのか、周囲はすぐに川口春奈さんだと気づいていましたよ。川口さんが大の相撲ファンである “スー女”なのは有名ですが、まさかあんなに目立つ花道の上の升席にいるとは……。
しかも、恋人の格闘家のかたも一緒で、おそろいのカラーのペアルック。似たデザインの黒縁メガネもかけていて、仲のよさが伝わってきました。ノーマスクで顔を隠すこともなく、結びの一番まで熱心に観戦していましたね」(居合わせた観客)
川口はおよそ3年半前、総合格闘家の矢地祐介(33才)との交際が報じられた。その後も、川口の留守中に、矢地が川口の愛犬を散歩させる様子もキャッチされ、半同棲状態ともいわれてきた。ところが今年4月中旬、ネットメディア『Smart FLASH』が《川口春奈、矢地祐介と破局匂わせか》と報じた。
「きっかけは女性ファッション誌のインタビュー記事でした。川口さんは恋愛の話題で《実は今、恋愛の優先度がそんなに高くない》《現時点では結婚というカタチにはこだわらない》と語りました。この発言が切り取られる形になって、ふたりが破局したのではないかと受け止められたのです」(芸能関係者)
破局説はその後も続いたが、“反撃”に出たのは川口だった。川口は自身のインスタグラムに《いろんな情報や多すぎる選択肢に惑わされないよう自分しっかりもって、ラブユアセルフ》と投稿した。
「川口さんは、一連の破局報道を迷惑がっているんです。というのも、ふたりは破局どころか極めて順調。恋の“押し出し”は継続中で、矢地さんが川口さんの自宅に通いつめて、将来もしっかり考えているようですよ。川口さんは帰宅すると矢地さんが家にいてくれることで安心すると、周囲に話しています」(別の芸能関係者)
ゴールを見据えるふたりだが、すぐにとはいかない事情がある。2020年、川口は麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻エリカ(37才)に代わり、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)に出演。見事に代役をこなし、女優としての株は急上昇。昨秋のドラマ『silent』(フジテレビ系)は、見逃し配信サービスで過去最高の再生回数を記録。今後も連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系・今年7月期)出演など活躍が続く。トップ女優への階段をのぼると同時に、CMの出演本数も年々増加。現在は21社に出演するCM女王だ。
「結婚には前向きなもののCMの出演本数があまりに多く、その契約内容も各社で異なるので、タイミングを調整しているようです」(テレビ局関係者)
結婚に“物言い”がつかないよう、念入りな準備が進められているようだ。
※女性セブン2023年6月8日号