自国への侵攻が続く中でウクライナのゼレンスキー大統領が来日するなど、大きな注目を集めながら5月21日に閉幕したG7広島サミット。会議の内容も然ることながら、日本流の“おもてなし”も話題を呼んだ。さまざまな形で目にした日本の姿を、各国首脳はどう感じたのだろうか──。
“電撃来日”となったゼレンスキー大統領は21日、広島市の平和記念公園を訪問。原爆資料館で原爆投下後の広島の写真を目にし、「(当時の広島は)ウクライナの街と似ている。広島が復興したように、ウクライナの激戦地・バフムトも将来、必ず復興できる」と話した。
19日には会議終了後、各国首脳が宮島(廿日市市)の世界遺産である厳島神社を見学。見学後には島の老舗旅館で、夕食をともにしながら外交や安全保障について意見を交わした。
20日にはスナク英首相が広島市内でお好み焼き作りを体験。サミット閉幕後には「お好み焼きを作るのは楽しかったし、おいしかった。温かいおもてなしをありがとう」とコメントした。
写真/アフロ
※女性セブン2023年6月8日号